《創造の力で異世界無雙~言霊使いの異世界冒険譚》異世界へ(前準備)
あまりの眩しさに目を閉じていると、メルセディアの聲がした
「到著しました。ようこそ、異世界«イストフィール»へ。」
目を開けるとそこには、ゲームの中で見た景が広がっていた。壯大な森、多種多様なモンスター・・・・
これは・・・・すごいな・・・・しかし、今の狀況は何なんだ?視點が結構高いようだが・・・・・・
「今、幸さんは魂のような狀態です。ここで、この世界についての報と貴方についての報を教えます。」
あぁ、そういうことか。確かに何も知らずに會話していたら何も知らない俺は怪しいやつだからな。
「お分かりいただけたようで何よりです。それでは説明します。
この世界の名前は«イストフィール»、この世界では大陸が四つに別れており、東西南北で名前が決まっています。また、それぞれの大陸での大きな違いは、そこにいる種族です。東大陸の獣人族、西大陸の霊族、南大陸の人族、北大陸の魔人族がそれぞれ住んでいます。大陸の間には大きな川が流れており、移する時には転移裝置を使用するようです。貴方が転生するのは、人族の大陸です。人族の大陸は《ストラフォード國》が統治しているようですが、中には反を企てている貴族がいるようですね。貴方が転生する家系は【サクリファイ家】です。父親がガリア・サクリファイといい、世の中では剣聖やドラゴンスレイヤーなどといった稱號が付いています。母親はラティア・サクリファイといい、世の中では、魔導の最高峰に位置する人です。更には姉と兄がいます。姉がククリア、兄がアレクです。貴方は転生したらレンという名前に変わります。ステータスなどは転生してからのお楽しみということでお願いします」
うん、何言ってるのかわからん。國とかはいいけど、父親が剣聖?その上ドラゴンスレイヤー?人外かよ・・・・母親は魔導の最高峰?人外の子供なんだ俺・・・・・・やっていける自信がないんだが・・・・
「私から言えるのは頑張ってください、ということだけですね。以上で説明は終わりですが、分からないところや知りたい事はありますか?」
知りたい事?特に無いと思うが・・・・そういえばメルはこのあとどうするんだ?一緒に行くにしても子供になる訳ではなさそうだが?
「私は家のメイドとして幸さんに仕えます。安心してください。」
誰もが惚れそうな眩しい笑顔でメルはそう言った。
・・・・そうか。それじゃ他には無いから行こうか。
「わかりました。それでは転生を開始致します。」
メルがそう言うと、俺の意識は闇の中へと落ちていった。
更に酷くなっているじがしてたまりません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
2018年12月12日/修正
【書籍6/1発売&コミカライズ配信中】辺境の貧乏伯爵に嫁ぐことになったので領地改革に勵みます
身に覚えのない罪を著せられ、婚約者である第二王子エルネストから婚約を破棄されたアンジェリクは、王の命令で辺境の貧乏伯爵セルジュに嫁ぐことになった。エルネストに未練はないし、誤解はいずれ解くとして、ひとまずセルジュの待つ辺境ブールに向かう。 初めて會ったセルジュは想定外のイケメン。戀など諦めていたアンジェリクだが、思わずときめいてしまう。けれど、城と領地は想像以上に貧乏。おまけになぜかドラゴンを飼っている!? 公爵家を継ぐために磨いた知識でセルジュと一緒にせっせと領地改革に勵むアンジェリクだったが……。 改革を頑張るあまり、なかなか初夜にたどりつけなかったり、無事にラブラブになったと思えば、今後は王都で異変が……。 そして、ドラゴンは? 読んでくださってありがとうございます。 ※ 前半部分で「第1回ベリーズファンタジー小説大賞」部門賞(異世界ファンタジー部門・2021年4月発表)をいただいた作品ですが、他賞への応募許可を得た上で改稿加筆して応募タグを付けました。 ※ 2021年10月7日 「第3回アース・スターノベル大賞」の期間中受賞作に選んでいただきました。→2022年1月31日の最終結果で、なんと大賞に選んでいただきました! ありがとうございます! 加筆修正して書籍化します! 2022年6月1日 発売予定です。お迎えいただけますと出版社の皆様とともにとても喜びます。 コミカライズも配信中です。 どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
8 136【書籍化】宮廷魔導師、追放される ~無能だと追い出された最巧の魔導師は、部下を引き連れて冒険者クランを始めるようです~【コミカライズ】
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