魔族と獣人か、この世界では人間に嫌われてるのか？

そこまで確認すると、が落ち始める。

「よっと」

「海斗何か分かった？」

「うん、この騒ぎの元兇は魔族と言う種族みたい、気になるからちょっと行って來るな」

あのの子達が、このままだといつ手を出されるか分からない。

「私も・・・」

「いや、架菜は殘ってくれ、どうしても駄目な時に備えていてくれ」

そっちの方が安全だ、それに俺があの子達を助けて捕まる可能もある。

「分かった」

「じゃあ行って來る」

そして、再び飛躍ハイジャンプを発する。

今度は上じゃなく斜めに跳び、家の壁を跳ねながら進む。

見えた！クソッ遅かったか。

目に映るの子達は、俺と同じ位のの子の魔族が他の小さい子達を守って男達から暴行をけている。

その、男達に飛躍ハイジャンプの勢いのまま蹴りをれる。

そうすると、一人の男が吹き飛び、群衆の中に消え、悲鳴が聞こえる。

一人目。

「なんだ！？」

そのまま、戸っている別の男の腹部を毆る。

毆りをモロにけた男は腹部を抑え倒れ、かなくなる。二人目。弱いな・・・

「ガキがぁ！」

狀況を理解した殘りの男達がナイフを取りだし、襲いかかっ來る。

ちっ、刃かよ。

製・ナイフ。

創造者ツクルモノで生み出したナイフで、男達のナイフをけ流し、腹部を膝で蹴り上げる。

男達は、腹部を毆られた男と同じようになり、かなくなる。

三、四人目。

あの子達に手を出してたのはこれだけか。

「あんたら、子供相手に何してあがる！」

「なんだ君は、急に出てきて！我々の復讐の邪魔をするか！」

男達が全員かなくなると、一人の男が群衆から出てくる。

貴族か何かなのだろう、寶石付いた大量の指を嵌めていて、服裝もきらびやかだ。

あ？復讐？そんなのために、こんなに暴行を加えたのか？こいつら？このの子達に？そしてあいつはこの騒の首謀者って訳か。

「お前ら、復讐か何だか知らねぇがこんなの子に暴行するなんて頭おかしいのか？」

「我々は家族を魔族に殺されたのだ！その復讐を果すのだ！それの何がいけない！」

「それはこの子達が殺したのか？」

「うっ・・・」

やっぱりか、こいつらは大人の魔族では勝てないから集団になって子供の魔族に暴行をしてただけの、クズだ。

「そんなはどうでもいいんだ！魔族は魔族だ！殺すのみだ！」

「あ？今何つった？」

殺すだ？抵抗もしたいの子達をか？

頭いかれてないか？こいつら。

「ふざけてんのか？お前ら？無抵抗の子供のの子を殺すだ？じゃあ、お前らの家族を殺した奴に何故しない、勝てないからって子供を殺していい訳ないだろが？」

「くっ・・・」

これ以上は無駄だ、彼達を連れて帰ろう。

架菜も待ってるしな。

「大丈夫かい？」

「はっ、はい・・・」

急に聲をかけたからか彼達はびくびくとしていたが、言葉を返せる位だから大丈夫か。

「あっ、ダメ！」

立ち上がろうとすると狐の獣人のの子が止めてきて、後ろから何かが飛んで來るのをじた。

消滅者ケスモノ・発。

飛んできたは俺に當たる前に灰となり、消滅した。

読んでくださった方は想を書いて頂けると有難いです。

誤字等があればコメントで言っていただけるとありがたいです。

今回は二話同時更新です