《極限まで進化した頂點者の異世界生活》二十九話所有者

「マスター!」

「マスターなのです~」

「おっと」

部屋にって來た瞬間、リィとシュリが飛び込んで來る。

てゆうかマスターって何?リィとシュリのステータスを見てみると、所有者・黒羽海斗と示されている。

セラ達のステータスを見る事ができたことから、ステータスについて分かった事があった。

主にステータスは、周りの人間には名前、年齢の二つは誰でも自由に見ることができ、能力などは、所有者が見せようと思えば見せれるらしい。

そして、奴隷は主の所有扱いとなり、ステータスも好きに見られるようになっている。

だから、助けたらこの子達の所有者・・・親になったってことか。

「兄さん、リィちゃんとシュリちゃんの傷治ったよ。あれ?海斗くんと架菜さん?もう來たんだ、早かったね。海斗くん達が來る前に終わらせようとしたんだけどな」

「そうなんですか、すいません」

「いや、いいよ」

本當に助かった、俺だけじゃ完全には治せてなかっただろうからな。

「ナウロス、回りの音を消してくれ、セラさんの狀態を見たい」

「分かった、音消しサウンドシャット」

ナウロスさんが防音者サンプルフの技スペルを発し、俺達以外の回りの音を消した。

「観察眼ミルモノ・発・狀態認識ステイカンファー」

ネグロスさんが技スペルを発したのだろう赤かった目が緑に変わり、それに反応するようにセラのも緑だした。

「ナウロスさん、ネグロスさんは何をしているんですか?」

「ん?あぁ、兄さんは固有能力観察眼ミルモノを持っていてね、他人の的狀態が分かるんだ。だからいつもは、醫療と冒険者の両方を行っているんだ」

観察眼ミルモノか、凄いな、優さんの見抜者ミヌクモノみたいな能力か。

しばらくしてネグロスさんが目を閉じると、セラのも消え、ナウロスさんが音消しサウンドシャットの効果を停止させた。

「兄さん、セラさんの狀態はどうなんだ?」

「もうほとんど完治狀態だけど、たぶんショックをけすぎて脳の処理が追い付いてないから目が覚めないんだろ、もうししたら目を覚ますよ」

「了解、海斗くんも分かったかい?」

「はい、大丈夫です」

「じゃあ俺達は醫療ホールの方に戻るからな、目を覚ましたらきちんと目が見えるかを、確かめてくれ」

「分かりました」

ナウロスさん達が出ていくと、俺達はセラの回りに座り、セラが目を覚ますのを待った・・・

読んでくださった方は想を書いて頂けると有難いです。

誤字等があればコメントで言っていただけるとありがたいです。

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