《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》ギルドマスター

 俺と父はお姉さんに連れられ、とある部屋に來ていた。

「ここがギルドマスターのお部屋です。」

 扉を開けるとそこにはソファーに腰をかけた老人と若い男が立っていた。

 「ようこそ我がギルドへ。」

 老人はそう言うと俺が手前のソファーに座るよう導した。

「突然お呼びしてすみませんな」

 老人の言葉に父は「いえいえ」と頭を橫に振った。

「レグレ出て行きなさい」 

 レグレと言われた若い男は一禮すると部屋を後にした。

 老人は一度俯き咳をすると顔を上げ、先程までとは打って変わって鋭い目つきでこちらを見た。

 その時視界の右上に白い文字が現れた。

  ステータス検査を行われました。

 その文章の意味をすぐに理解する。

「趣味が悪いですよ。覗き見なんて。」

 父がいることを忘れ考えたまま言葉を出す。

 すると老人は眉を上げニヤリと笑った。

「お気づきになったのですか。」

 父は訳がわからずあたふたする。

「申し遅れました。我はここのギルドマスターのカルテルです。そしてフォレスト。し二人で話をするので出て行ってください。」

 カルテルは父に帰るよう促す。

「しかし」

「大丈夫です。力を試すだけですから。」

 ギルドマスターに言われると反抗しにくいのか大人しく部屋を出る。

 「さて、ゆっくり話をしよう。その異名二つ名のことからね。」

 ゴクリと唾を飲み、笑顔で答える。

「話すも何もそのままの意味ですよ。それより俺が聞きたいのはに関してです。」

「そうですか。ではお話しましょう。説明でいいのですね。」

「ああ。俺が読んでた本は地理とかばっかだったんだ。」

魔法

にある魔素を使って理法則を無視した力を使える。強い魔法ほど長い詠唱と多い魔素を必要とする。

魔法式を駆使する。にある魔素を使って発する。短い詠唱で使う魔素はないが魔法式で威力が上がる。例えば〈雷ボルト〉+〈速さスピード〉=電ライトニングと言うように組み合わせて戦うのが魔

81の一霊から分け與えられた力を使う。これは主に一人一つ持っている。

霊魔

霊と契約をしてその霊自が戦う、または力を借りて戦う。

(他のは登場したときか、おまけや別のエピソードで書く予定です)

「一ついいかね?」

「なにですか?」

「私と戦ってくれないか?」

 俺はえええ!と聲を上げた。

いつもと大して変わりませんでした。

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