《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》魔法學園編 一章 初日1

「え〜っと。AクラスAクラスは。」

 學式の次の日、俺はAクラスへの配屬となり教室を探していた。

「Aクラスなら右奧だよ。」

 後ろから聲をかけられたので振り返ると俺と同じ130センチくらいの長のが立っていた。

 は綺麗なオレンジの短髪でいかにも優しそうな見た目をしてこの學園の制服を著ていた。

「あ、私はフレア。私もAクラスだからよろしくね。」

「僕はエイト。よろしく。」

 フレアが右手を前に出すので俺も右手を前に出し、握手する。

「一緒に行こっか。」

 握手をやめ、二人並んでAクラスの教室に向かった。

 この學校には階級制度があり、25〜1階級まである。試合やテストなどで果をあげるとか上がっていく仕組みだ。

「エイトくん。いま何階級?」

 階級は學試験でも上がることができる。

「ちなみに私は23階級21位」

 自慢げに言うフレアを見てここで言うべきか迷ったが言うことにした。

「2階級3位。このことはだぞ。」

 一応フレアに注意し、深々とため息をついた。

 面倒なことには巻き込まれたくないんでな。

 フレアの顔は見なくてもわかる驚愕だ。試しに見てみるがやはりそうだった。

「2階級しかも3位。君8歳だよね。」

「いや、6歳だけど。」

 即座に否定する。

そんなこんなしているうちに教室に著いた。

「マジで」

 教室の扉を開けながら質問するフレアにコクリと頷く。

 「スッゲー18階級だって!しかも10位」

「魔法適正4つだってよ」

「魔力は780もあるらしいぜ!」

 教室はやけに騒がしかった。

 よくみると椅子の上に立っている男の周りに人が集まっていた。

「おい、そこのお前。」

 椅子の上に立っていた男は俺の方を指差しんでいた。

 誰を指しているのだろう?フレアか?

「お前だよお前。連れてるお前だよ。」

 ひょっとして俺?

 そう思い自分で自分を指してみると男は頷いた。

「そうお前だ。今階級はどのくらいだ?」

「答える義務はない。」

 かっこよく答え、あらかじめ指定されている席に俺はつく。

「なに!雑魚が調子に乗って俺と勝負しろ。格の違いを見せてやる。」

 何この急展開。

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