《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》魔法學園編 一章 初日2

「斷るよ。だいたい君誰?」

 男は口をあんぐりと開けて驚いていた。

「俺様は貴族のレッグ・アルカーレだ。庶民の分際で調子に乗るな!」

 途中から俺の態度を思い出したのかしキレ気味にぶ。

「貴族だからって調子に乗っちゃダメだよ貴族とか庶民とか差別だから。差別はいけないんだぞ。そっかバカだからわからないんだね。こういうのがいるからラノベでは貴族は悪者として出てくるんだよ。」

 すると完全論破に驚いたのかぐはっ、と口でび椅子から落ちた。

 急いで立ち上がる。

「勝負しろ!今すぐここでだ!」

 俺はやれやれと思い、仕方なく承諾する。

 ため息を一つ吐き、構える。

「行くぜ。3.2.1始めっぇぇぇぇ!」

 始めの合図と共にレッグが吹き飛んだ。

 3%くらいの力を込めて橫腹を蹴ったのだ。

 教室が騒ぎ始める。

「なにしたんだ?」

「魔法を使ったのか?」

「でも詠唱してなかったぞ?」

「無詠唱!」

「噓だろ」

 だんだん尾ひれがついて行くんだが。

「待て待て待てい!」

 そこで吹き飛んだレッグが戻ってきた。

「あんなのはおかしい!不正だ!」

 レッグの言葉を聞きみんな「確かに」だとか「そうだよな」などと言い始めた。

 するとレッグが怒っようにもんくをつけ始める。

「どんな不正を使いやがった!まさかなにもしてないとか言うなよ。」

「わかったよ。正々堂々魔法で勝負しよう。」

 レッグはチッと舌打ちしたがそれに納得したのか小さく頷いた。

「ルールは普通の魔法の一発勝負。不正が無いか誰か魔法知できる奴はやってくれ。」

 その場の全員に言うと俺は魔法を放つ構えをした。

「俺様に魔法対決を挑んだことを後悔させてやる。」

 そう言い、レッグも構えを取る。

「3.2.1始め!」

 合図と同時にレッグが詠唱を始める。

「雷よ  我に宿り  力を放て  ライトサンダー」

 中級魔法の詠唱を終えたレッグが魔法を放つ。

 10センチほどのが俺に向かって飛んでくる。

「土」

 ポツリと呟くと目の前に土の壁が現れた。

 土の壁にライトサンダーが勢いよくぶつかる。

 しかし土の壁はもろともせず平然と立っていた。

「噓だろ」

 皆、ぽかんと空いた口を抑えるように右手を口にやる。

 無詠唱どころか魔法名すら言わず魔法を使った。

「そんなこと上級の魔法士でもできないぞ。」

  數秒後レッグは後ずさり降參を申し出た。

いかがでしたか。

面白ければ幸いです

今更見返してみて思ったのですが文末がたかだで終わることが多いですね。

次回から気を付けます。

    人が読んでいる<神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください