《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》魔法學園編 一章 初日4
「僕の名前はエイト。えーと、好きなことは本を読むことで嫌いなものはありません。あと、6歳です。」
 えっ?
 エイトを除くこの教室にいる生徒全員が固まった。
 え、何?やばいこと言ったかな?
 そう思い自分の言葉を何度も言う。
 別におかしいことは……ないよな?
 首を縦に振り、席に座る。
 全員自己紹介を終えると先生は時計を見る。
 時計といっても時間を表示する魔道だけど。これは広く使われており、一家に一臺くらいあるといっても過言ではない。
 ちなみに魔道とは魔法を刻み込んだ道のことだ。
「38分56秒。ギリギリだな。」
 俺は一息つくとをで下ろした。
 他の生徒達も安心した様子だ。
「さて、授業を始めようか。まずは算數からだ。」
 算數と聞くと俺は安心してサボり始めた。
「エイト!お前何ぼさっとしている!お前、この問題解けるだろうな。」
先生に名前を呼ばれてハッとすると黒板に目をやった。
  19+2
 黒板の前まで歩き進めるとチョークで答えを書く。
 21っと楽勝だぜ。
 記憶喪失といえど大學の分まで數學はわかる。
 先生は頭を抱え、問題を消した。
「お前な、まだ習ってないんだぞ。それでもお前は6歳か?」
 ありゃゃ今日やる予定だったのか?それよりなんだよ、それでもお前は6歳か?って。
まるで俺が異常みたいに…
  休み時間・・・
 休み時間にはレッグが再び弟子りを頼みにきた。
「頼む!」
 土下座をしてまで弟子りしようとするレッグを無視してフレアの元へ駆け寄る。
「フレア!」
「エイト。あなた本當に6歳?あなた異常よ!」
 ラノベの最強主人公ならここは神様のおなんだけどな、とか思うのかもしれない。が!俺は正真正銘の天才だ。そんなことは思わん!
「そうかな?僕はそう思わないけど。」
 ブルンブルンと音を立て、フレアは首を橫に振る。
「すごいよ!の中を見てみたいくらい!」
 地味に気持ち悪いことを言ってくる。
「それより、レッグ君どうするの?」
 フレアは土下座をするレッグに目をやる。レッグは視線に気づき、顔を上げる。
「どうしたんですか親分、フレアさん。」
「さんはいらないよ。」
 両手を振り、自然とコミュニケーションを取るフレア。
「弟子にはしないって言っただろ。」
「まあまあ、弟子にしてやりなよ優等生くん・・・・・。」
 あまり聞き慣れない聲で呼びかけられ、振り返るとそこにはリア充嫌いのグリッグと見知らぬがいた。
今回はリア充嫌いのグリッグが登場しました。
ちなみにグリッグは主要キャラです。
彼は本來ならザル警備のおっさん門番の予定でしたが主要キャラのいい名前を思いつかず主要キャラにしました。
今回も読んでいただきありがとうございます。
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