《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》魔法學園編 一章 初日5
「誰?」
 見知らぬは自分に聞かれているのだと気づくと自己紹介をする。
「私はBクラスのカルラ。魔が得意。平民でそこのバカと馴染だ。」
 らしくないセリフを吐くのは真っ赤な髪をした活発そうな。それにしてもグリッグは名前からして貴族、なのに平民のカルラと馴染?謎だ。
「誰がバカだ!」
「お前だよ。そんなこともわからないのか?」
 二人が喧嘩をし始めたのでフレアが割ってり喧嘩を止める。
 どうやら二人は落ち著いたようで仲直りする。
「それより、二人の名前は?」
「エイト。よろしく。」「フレア・ラナール。よろしくね、カルラちゃん。」
 軽く自己紹介をするとカルラはふぅ〜んと聲を出した。
「ちゃんはいらねぇよ。呼び捨てにしてくれ。」
 フレアは頷くと時計に目をやった。
 9:39
 もうすぐ休み時間が終わることを確認した。
「もうすぐ休み時間が終わるから席に戻るね。」
 フレアに続きカルラやグリッグも時間を確認、じゃ、と言って各々戻って行った。
 ちなみにこの世界の學校も六時間目まである。(小學校基準)
  放課後・・・
 この學園は全寮制になっている。
 勿論、男子寮と子寮に分かれているので覗きはできないようになっている。
 だいいち今の年頃だと覗こうともしないが。
 寮の廊下を歩きながら呟く。
「204號室か。確か相部屋だったよな。」
 誰が相手だろうとに期待を込めながら部屋にる。
 部屋は特に目立ったものは無く、ベッドが2つあるのとキッチンくらいしかなかった。とはいえ、広さはかなりあり、左右の壁に扉があり個室に続いていた。
「おう!エイトか。」
 部屋にいたのはグリッグだった。
 失をあらわにし、ガックリする。
「そんなに俺との相部屋が嫌なのか!」
 グリッグもショックなのかガックリする。
 しばらく重い空気が続くとグリッグは二つあるベッドの一つに座った。
「なあ、エイト。お前ってステータス調べたことあるか?」
 突然の質問にし驚いたが即座に頷く。
「じゃあ、ステータスどうだった?」
「うーん。すごかったよ。桁違いだって言われたもん。」
 グリッグはそれを聞くと左の部屋(個室)にっていき、なにかを持ってきた。
 それはギルドでも使用したステータスを調べる石版だった。何故それを持っているのかは追求しないでおく。
「これでステータス見せてみろよ。」
「いいけど。グリッグも後で見せろよ。」
 頷きそわそわした様子で石版を目の前まで持ってくる。
 それに手を當てた瞬間石版がり出した。
次回ギルドマスターとの戦いで進化したエイトくんのステータスが明らかに!
今回も読んでいただきありがとうございます。
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