《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》魔法學園編 一章 決闘

 迫した育館には俺と育の教師、レグルスが向かい合い、剣を構える。

「行くぜ」

 レグルスは靜かに頷き真剣を構える。

 それに対し、俺は木剣、シルフィ先生の合図を待つ。

「始め!」

 俺は飛び出した。

  數日前・・・

 俺は普通の學園生活を過ごしていた。

「次は何の授業?」

「算數ですね。」

 何十回に及ぶ土下座の末に弟子にしてもらったレッグ。

 レッグは実は相當な優等生でスポーツから魔、剣、勉強までなんでもできてしまう。

「算數か、レッグは次のテスト大丈夫そう?」

 自信満々に勿論と答えるレッグ。さすがは優等生。

 この學園のテストは非常に簡単だ。ただし歴史に関しては別だ。歴史は異様に難しい。

 この世界には人族、魔族、妖族、獣人族などがいる。主に今の四種族が數が多い。

 5年前まで人族と魔族が戦爭をしていた。今はまだ休戦狀態だが、あと數年後には戦爭が始まると言われている。

  まあ、今の俺は6歳。數年後でもまだ子供。実力はそこそこあるから自分のは守れるだろう。と予測している。

 話が逸れてしまったが歴史のテストは本當に難しい。この世界合計58000年を8年で學ぶのだ。容が多くなるのは仕方がない。

 平均點は34.2だ。

 何度見ても低いとじてしまう。

放課後・・・

 

 俺は王都の街を歩いていた。

 生まれ故郷のアデンも大きいとじていたがここは何倍も広い。

「キャー」

 狹い裏路地から誰かの悲鳴が聞こえる。

 しかし周りの人は何も反応しない。

 そんな人達をかいくぐり悲鳴が聞こえた裏路地まで全力で走る。

 暗く狹い路地には小さなとそれを取り囲むように立つ3人の人影。

 そっとを潛め話を聞く。

「おいおい。何とか言ってみろよ。それとも俺といいことするか?き、き、キスとか?」

「キスかよ。もっと売り飛ばすとかあるだろ」

  まじでキスかよ。

 どんだけ非リアなんだあいつ。

 どうやらが男3人に連れ去られそうになっているのか。まぁあ、助けるか。

 バレない程度の溜息を吐き男達に近寄る。

「必殺奧義その14!完璧な膝カックンパーフェクトひざカックン」

 かっこよく膝カックンをくらわせ男は倒れる。

「何!ガ、ガキがなめんじゃねぇ!」

 素早い反応を見せ、俺に毆ろうとした男は俺のことデコピンで気絶した。

今回はキリが悪いですね。

次回はキリを良くしようと思います・・・・。

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