《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》魔法學園編 一章 決闘3
 そこからダンさんは何処からか取り出した魔道で誰かと通信した後の合を確認した。
「怪我も無し、合も大丈夫そうだな」
 一安心したようでホッとした様子になる。
 後はダンさんに任せようと番から出ようとするが「待ってくれ」とダンさんに呼び止められる。
「何ですか?」
 めんどくさそうに振り返る。
 実際めんどくさい。
 ダンさんはメモとペンを両手に持ちつつ手を合わせ申し訳なさそうな顔をする。
「すぐ終わるから。君の名前の再確認と住所を教えてくれるかな?」
「名前はエイト、住所は魔法學園の男子寮。これでいいか?」
 メモにスラスラと書くダンさんを見終えると今度こそ帰ることに功した。
 その日は後には特に何も無く終わった。
翌日
 今日もまた授業が暇な學校に行く。
 しかし今日のシルフィ先生はやけにおとなしかった。
 例えば遅刻した生徒の校庭周回數を50に減らしたり、いつもの宿題を倍にするという脅しじみた指示を1.8倍に減らしたりなど。
 三時間目の休み時間中にその理由をグリッグが話してくれた。
「実は今日の朝學園長の部屋にシルフィ先生が呼ばれてたんだ。気になってついて尾行してみたら學園長に厳しすぎだって怒られてたんだ。それでもやめないと言い張ったシルフィ先生に學園長は呆れてこう條件を出したんだ。『再び苦が來たら魔法學園ここの教師を辭めてもらう』ってな。」
 それを聞いたフレア達は學園長に対してし引いていた。正直俺も引いているが。
「まだ続きはあるぜ。シルフィ先生が行った後學園長にそのことに対して聞いてみたら冗談だって笑い飛ばされたんだよ。で、何でシルフィ先生が厳しいか、わかったとも聞いたが苦が來たらしい。この學園始まって以來の速さらしい。苦の犯人は俺だけどな。ハハハハハ」
 グリッグは笑っているが簡単に笑える話でも無い。
 脅迫になり得るかもしれないがシルフィ先生も冗談だと気付いている様子だった。素直に聞いている理由は不明だが學園長が理由だろう。
 しかし笑えない話なのにはもう一つ理由がある。
 それはグリッグの後ろに立つ人が原因だ。
 目をらせ、全く明るくもない笑顔を浮かべているシルフィ先生だった。
「お前だったのか。」
 今更シルフィ先生に気づき言い訳を始めるがもう遅かった。
 グリッグは數日間中野生のライオンのような目をしたシルフィ先生にあらゆる場面で厳しく指導されるのだった。
2日後の決闘の日も・・・
今回の決闘要素、最後の一文くらいでしたね。
今回もお読みいただきありがとうございます。
人類最後の発明品は超知能AGIでした
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