《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》魔法學園編 一章 決闘8と邪神

「今日の放課後育館で集合。ルールはその場で発表とする」

學園長の突然過ぎる提案に皆、唖然とする。

それに異論を唱えたのはターナだった。

「決闘なんてダメです!」

ターナの言葉でハッとしたレグルスも続いて異論を唱える。

「こんな子供と勝負なんて結果は見えています!こんな馬鹿な事辭めましょう!」

エイトの実力を知らないレグルス。

しかし、學園長のハルフィデルは反対の意味で頷いた。

「確かに、ならばエイト。お主、魔法を使うな」

その瞬間學園長を除くこの場にいる全ての者が驚いた。

勿論エイトも。

理由は単純明解

「初対面の人に呼び捨てはないんじゃ無いですか?」

と言う事だ。

「すまなかったよ。それより、この決闘けるのか?けないのか?」

意地の悪そうに笑うハルフィデル。

従うしか無いか。

元々そのつもりだったのだがハルフィデルの所為で自分から言う事が出來なかった。

「何で私で無くこの年にハンデを付けるのですか!?」

俺をジッと見つめながら學園長に聞く。

クルス先生も同じ反応を見せる。

「ま、戦ってみればわかるさ」

そう言ってハルフィデルはその場から姿を消した。

ハルフィデルが立ち去った後エイトは言葉を無くしていた。

心の中に驚きと恐怖が渦巻いていた。

その原因は鑑定で覗き見たハルフィデルのステータスにあった。

ステータス

ハルフィデル Lv.4257

職業 魔法學園學園長 邪神

種族 魔神族

その先は見るのも恐ろしかった。

有り得ないレベル。

有り得ない職業。

有り得ない種族。

どれも恐ろしかった。

先程から鳥が収まらずをガクガクと震わせている。

分からなかった。

何故學園長が邪神なのか。

何故邪神が學園長なのか。

何故見たこともない種族があったのか。

何故あのようなレベルなのか。

その言葉ばかりが頭を巡る。

ステータスの文字1つ1つが人1人を殺してしまいそうな殺気を放っていた。

常人が見れば狂い出しそうなステータス。

それステータスを見た俺はどうすればいいのだろうか。

あれ、だんだん決闘と遠い話に・・・

しかし一応次回決闘させます。

今回もお読みいただきありがとうございます。

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