《世界一の頭脳を持つ母と世界一力が強い父から生まれた雙子》第14話 地味にピンチ
「そうでしたか、、、。」
つまりは、ある王國の姫とその護衛が行方不明で、
凜と僕がその姫と護衛なのでは?と思い、ネニメアと唱えさせた、、か。
「ありがとうございます、ご丁寧に説明していただいて。」
「いえいえ。ところで、、、。あなたの魔法を見せていただいてもよろしいでしょうか?」
「っ!?なっなぜでしょうか?」
「失禮ですが、あなたはあまり魔法をご存知ではないようにじました。しかし、あなたの年齢は、知りませんが、見たところ、14か、15に見えます。14、15の時には、魔法を何かしら使えると思うのですよ。」
「なるほど、、、僕は、いえ、僕と凜は昨日15になりました。確かにそう思われるのも無理はありませんね。」
さて、どうしたものか、、、。
當然魔法の使い方なんて、これっぽっちも知らないし、、、やばいな、地味にピンチ、、、
「それでは見せてもらってもよろしいでしょうか?」
「そういうことなら、ええ、もちろん。」
うーん、、、
  困り果てていたその時だった。
突然、母にもらった水のペンダントがり出した。
【パァァァァァピカッ】
という音がした後いきなり眩しくなり、思わず目を瞑り、次の瞬間、目を開けた時には、先程までいた場所とは違う場所にいた。
【書籍化】白の平民魔法使い【第十部前編更新開始】
魔法使い。 それは魔法を駆使して戦い、守り、救う超越者。 だが、魔法使いの世界は才能が物を言う。長く続く魔法の歴史は才能ある一族だけを拾い上げ、今では魔法使いは貴族のみとなった。 ここマナリル國でもそれが常識。 マナリル國有數の教育機関であるベラルタ魔法學院には今年も優秀な魔法使いの卵が集まっている。 そう、一人を除いては。 一際目を引く素樸な少年。 煌びやかな世界とは無縁の田舎者。 そこにいたのは學院唯一の平民だった。 "魔法使いになりたい" 魔法になりきれない魔法の使い手による夢を葉える物語が今始まる。 ※この度KADOKAWA様から書籍化する事となりました!11月13日発売です! ♢ 第五部完結しました! 第一部『色の無い魔法使い』完結。 第二部『二人の平民』完結。 第三部『初雪のフォークロア』完結。 第四部『天泣の雷光』完結。 第五部『忘卻のオプタティオ』完結 第六部『灰姫はここにいる』完結。 第七部『氷解のミュトロギア』完結。 第八部『翡翠色のエフティヒア』完結。 第九部『呪われた魔法使いとお姫様』完結。 第十部前編『星生のトロイメライ』更新準備中……。 第十部後編『???』 王道ファンタジー、だと思います。
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