《世界一の頭脳を持つ母と世界一力が強い父から生まれた雙子》第27話 武

靴屋から10分くらい歩いたところにその武屋はあった。

だけど今まで行ったどの店とも違う雰囲気がこの店にあった。

店の名前を書いた看板がなく、ドアが木製で、何より小さく古い。

「ユアン、、ここなのか?」

「ええ、ここですよ。」

「へ〜!なんか、古ーい」

凜、、、そういうこと店の前で言っちゃいけない、、、

「こら、凜。そういうことは言うもんじゃない。」

思っていても心の中におさめとけ、、!

「、、、はーい。」

「それではりましょうか。」

「ああ」

ギィィィという音を鳴らしながら木製のドアが開く。 

「、、いらっしゃい。」

年齢は45、6だろうか。

想がし悪そうな髭面にワカメのような髪の男が僕達を出迎えた。 

「2人はどのような武がいいのですか?」

「んー、どんな武があるのー?」

「そうですね、、、呪文を唱えずに、魔法を使える、« 魔法杖»や、瞬間移の出來る«01型ペンダント »あとは、剣や槍、弓、魔法銃などですかね」

「へ〜いっぱいあるんだね〜!んーお試しとかってできるのー?」

「ええ、奧の部屋で出來ますよ。」

「、、、案しよう。」

「ありがとうございます〜」

凜は剣、槍、魔法銃、刀を持って奧の部屋へと行った。

ひとつ言いたい。凜。隨分と軽々と持っているが、そんなに持ったら重くないのか、、、?

まぁいい。

僕もお試しさせてもらったりして、決めよう。

そうだな、、、魔法杖って、何の魔法を使おうとしているのかバレないから良いよな。

瞬間移のペンダント、、、なんか、凜が首に下げていたペンダントに似ている気がする、、、。

まあ、大方母さんからもらったんだろう。

さて、そんなことより、、、

剣は必須だよな、、、いや、遠距離とかのことを考えると、銃か、、、?

って!クローがある!!

僕は々な武しながら歩いていたのだが、そこで、爪狀の武、« クロー»を見つけてしまった。

「かっこいい、、、」

思わずぼそっと呟いてしまったのだが、それをいつの間にか隣に來ていたユアンに聞かれた

「こういうのが好きなんですね、、、」

「え?」

「ああ、失禮。魔法杖とか、魔法銃かなぁって思いまして。」

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