《世界一の頭脳を持つ母と世界一力が強い父から生まれた雙子》第34話 魔法の屬
え?
「え」
今、ここでするのか??早くないか?
いや、確かにおかげさまで分かりましたとは言ったけど、、、!
「ほら、俺がいるうちにした方がいいぞ〜。アドバイスとかも出來るし。」
「あぁ、ありがとうございます。それなら、、」
やるしかないか。ていうか、この人、魔書を使うの手伝ってくれるってことだよな?
というか、ヤナといい、この人といい、親切な人が多いもんだな。 
「ええっと、、」
魔書のページをめくってみると、
1ー5 火屬
6ー10 水屬
11ー15 風屬
16ー20 土屬
21ー25 屬
26ー30 闇屬
31ー35 無屬
その他
と書いてあった。まずは、この人がやってたようにやってみるか。
「えっと、ファイア!ウォーター!」
すると、男がやっていたのと同じように、
僕が持っている魔法杖から、火が出てきて、その日が床にポトっと落ちた瞬間、今度は水が出てきて、あっという間に、その部分を消火した。
「おっ俺の真似かーじゃあ、今度はウェイト、やってみな」
「えっと、ウェイト」
やってみたところ、男が出したほどの風を出すことが出來なかった、、、
「、、、失敗ですね。」
「ははっ、最初はそんなもんだ。あまり落ち込むなよ」
「いえ、こんなことでは落ち込みませんけど、、、はい、ありがとうございます。」
こんなことで落ち込んだりしたら、どんだけ無しなんだよって話だし。
「なにか、コツとかはないですかね??」
「そうだな、、んーもっと元気よく言ってみたらどうだ?」
「元気よくですか、、分かりましたやって見ます!」
元気よく、、でも元気すぎずに、、
「ウェイト!」
今度は男が出した風と同じくらいの風を出すことが出來た。
「出來ました!」
「おお、うまいうまい。その3つが出來ればあとは、自力で出來るようになるぞ。」
「本當ですか?ありがとうございます。」
、、、威力は、聲の音量で変わってくるんだな、、。
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8 64桜雲學園の正體不明《アンノウン》
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