《世界一の頭脳を持つ母と世界一力が強い父から生まれた雙子》第37話 レベルの知り方

「凜、、?」

「なに?お兄ちゃん」

おそるおそる名前を呼んでみた。

返事をして、こちらを正面から見る凜の顔はいつも通りの顔だった。

さっき見たのは気のせいだと思いたくなるくらいに。

「そろそろ、行こう。買う武は決まったのか?」

「うん!剣と魔法銃にすることにした!お兄ちゃんは?」

「俺も剣と、魔法銃、それと、魔法杖かな」

「わーいお揃いだねっ!」

「ああ、、」

あっ!ていうか、、、

「ユアン、、、」

「なんですか、ゴウさん。」

「聞きたいんだけどレベルってさ、どうやったら、上がるんだ?」

「レベル、、ですか?」

「ああ、、、さっき魔書を使っている時に、レベルが足りないから、読めないページがあったんだ、、」

「ああ、、、レベルは、そうですね、、」

そう言ってユアンは鞄から、水晶を取り出した

「この水晶を軽く叩いてみてください」

「ああ、分かった。」

叩いて割れたらいやだな、、、

ポンッ

僕が水晶を叩いた次の瞬間、そんな音とともに、煙が出てきて、そこに數字が浮かび上がっ

「そこに書いてある數が、ゴウさんの現在のレベルですよ。あっちなみに、叩いた數字は、本人以外には見えませんので。」

そうなのか、、、それはなんかありがたいな。

それじゃ、どれどれ、、、

1、、、

やっぱそうだよな、分かってはいたけどショックだな。

「數字の下に、文字が書いてありませんか?」

「文字?」

慌てて見てみると、そこには確かに文字が書いてあった。

【水晶を買う。レベル1→レベル2】

「なんて書いてありましたか?」

「水晶を買うと、レベルが1あがると書いてあるけど、これ、、、」

「なら、水晶を買いましょう。リンさんの分も」

「えっいいのー?ありがとう〜」

「どういたしまして」

「あの、、ユアン。」

「はい?」

「水晶を買ってくれるのはありがたいのだが、、こんなことでレベルって簡単に上がるものなのか?」

「ええ、はじめの頃は簡単に上がりますよ。」 

「そうなのか、、ありがと」

かくして、僕と凜はユアンに武と水晶を買ってもらい、ユアンの家へと帰った。

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