《ひねくれ魔師が天才魔法使いよりも強い件について》第3話 開始

塡「・・・」

朝、昨日は試験が終わり夜でもないのに帰ってすぐ寢てしまった。

今日は演習一回目、自分たちで四人組に分かれて『魔法幻想世界』でいわゆる『バトルロワイヤル』をやるのだ。

演習での敵はもちろん同じ學年の生徒、そして『NPC』が10人ほど、『無限湧きの魔獣』だ。

『NPC』と『魔獣』は時間が経てば経つほど強くなる、『NPC』と『魔獣』はAI型の敵だ。

つまり、個人個人の弱點や勝てる作戦を考え學習する。

演習もテストなので教師は點數を付けないといけない、なので生徒個人個人を見張る監視カメラがある。

『NPC』、『魔獣』は監視カメラと繋がっているため、そこから學習するのだ。

『NPC』、『魔獣』が出現するのは1回目演習だけ2回目は生徒だけの演習となる。

2回目も1回目もステージは同じ為2回目様に1回目で下見をする生徒が多數、それでも『魔獣』、『NPC』そして、生徒にやられる可能も十分ある。

『現実世界の』が死なないように點滴も打つ、それらは全てゴーレムがやる様になっている為死ぬ心配は無い。

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『ピロピロピロピロ〜』

早朝に設定しているアラームが鳴り響く。

塡「・・・」

そろそろ用意をしなければならない時間なのに呆けた顔をしている塡は仕方なく顔を洗い著替えを始める。

演習では制服ではなく服でいいため服に著替える。

塡は使えそうな魔法約50種類を描き、1枚の魔法陣の上に白紙の単語帳を重ね複寫していく。

1時間後にて

塡「・・・はぁ。」

ため息がれ、ゆっくりと自転車をこぎ出す。

さらに三十分後

「今から試験を開始します、番號順に並んで育館に行きます。」

擔任の教師が似合わないスーツを著て塡達を連れて育館にいく。

育館に著くと教員ではない大人がズラっと並んでいた。

それは生徒の見送りに來ている『保護者』だ。

【キーンコーンカーンコーン】

チャイムが鳴り響く。

「えー、おはようございます!」

『おはようございます!』

「今から演習試験です、試して挑んで下さい!それでは、今から10分以でチームを組んで下さい」

『スタート!!』

?「おーい、組もうぜ。」

今、塡に話し掛けているのは『風宮 満かざみや みつる』塡の馴染みだ。

塡「後で文句言うなよ」

満「いいってことよ」

塡「はぁ・・・」

満「あ、後こいつらもチームれるぞ。」

塡「・・・」

こいつらと言う中の一人。

長髪でタレ目、長はそこそこあり健康的な褐

言葉使いが荒く男子との距離があんまりない。

こいつは満の一応人『晃次 承あきつぐ つぐみ』こいつは正直嫌いだ。

理由は特に無い。

そしてもう一人、短髪でタレ目、長は満より數センチ低い位 、因みに満は百六十センチメートル位。

名前は『藤原 舞ふじわら まい』別は、こいつも正直嫌いだ。

そのまた理由は無い。

?「嫌なんですか~?」

と煽って來るのは承だ。

塡「・・・後から文句言うなよ。」

承「文句言われないように気をつければ?」

?「まぁまぁ、塡も承もそこら辺にしたら?」

と舞が橫から口を挾む。

舞「まず塡はさ自分が足手まといと思うなら足手まといにならない努力しないとね。」

とこいつも口うるさいのだ

塡「・・・」

満「いい加減にしろよ」

満が怒りを出來るだけ出さない様にしているのだろうが、思いっきり顔に出ている

承「怒ってらっしゃる?」

満「怒って無い」

承「いや、でも顔に・・・」

満「怒って無い!」

承「はい・・・」

主任『10分経ちましたリーダーを2分で決めて下さい』

塡「満」

承「塡」

満「塡」

舞「塡決定」

塡「・・・卻下」

承  「塡です」

塡  「卻下」

承「うるさいな~多數決でしょ?」

塡  「斷固拒否」

満  「おい」

塡  「嫌です、俺はやりません」

満  「いや、違うって」

塡  「嫌です」

満  「おい!」

周りはもう決まっている様で塡一人だけが立っていた。

主任『チームリーダーは決まりましたか?』

承「塡ね」

塡「斷固拒否」

満  「塡!」

塡「はぁ・・・」

主任『それではリーダーは『魔道』でチームの象徴となるアクセサリーを作って下さい』

塡「作る必要がないと思う。」

満「ない」

舞「右に同じ」

承「以下同文」

『それではチームリーダーとチームのチーム員の名前を伝え、こちらの小部屋に移して下さい』

小部屋にて

主任『ここでは水晶に手を置きながら

しい武を想像すると『武クリエイトウェポン』で作られます。制限時間は20分です因みにポーションなどは創造できません』

二十分後

塡は右の腰に五十センチメートル程の日本刀、おし上にハンドガン二丁、左腰に三十センチメートルの短刀、右太ももにウエストポーチを巻き、その中に詰めるだけ詰めた二センチメートルのナイフを詰め込む。

全てのナイフに『倍加ジャイアンツ』の魔がかけられている。

そして右手に百六十センチメートル程の槍。

左手にハンドガン。

このハンドガンには『狀態変化メタモルフォーゼ』の魔がかけられていて、ハンドガン、アサルトライフル、スナイパーライフルに変化する。

塡は好きなものだけを詰め合わせたお子様ランチのような格好で挑むらしい。

それに比べ、満は片手剣だけというシンプルな構

承はメイスにクロスボウそれと短刀。

舞はメイスに弓と日本刀。

『それでは時間です位置に著いてください』

塡達は一つの縦二メートル橫五メートルのベッドの前に來た

『寢っ転がって魔法を発して下さい』

それを合図にちゃくちゃくと皆魔法を発する。

塡も魔力を覚醒させ発狀態にする。

目を覚ますと真っ暗な空間にさっきの服裝でさっきの裝備で立っていた。

『開始まで3・・・2・・・1・・・開始!』

塡は立っているだけで何もしなくていい、落下が始まりようやく演習一が始まった

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