《ひねくれ魔師が天才魔法使いよりも強い件について》第23話

千代「行くぞ!」

塡「來んな!」

千代「アハハは」

塡(流石戦闘姫と言われたもんだな・・・)

千代「隙有りだ!」

塡「な!」

塡(まずい!)

塡「『波』」

千代「『雷ライトニング』」

塡「グキャァァァァァァァ」

千代「せい!」

千代の剣が塡のに刺さり戦闘不能に追い込む

『戦闘不能・・・治癒開始・・・第3回戦開始』

塡「『波』」

千代「キタキタ!」

塡の放った波が千代に直撃する・・・が

千代「・・・はぁ・・・期待してたのに・・・」

塡「な・・・マジ?!」

千代「後2回戦・・・要らないかも」

塡「『圧コンプレスウェーブ』!」

千代「『衝撃吸収スポンジ』」

塡「『波』・・・『全力攻撃フルアタック』」

千代「『衝撃放出エアキャノン』」

塡「ぐあ!」

千代「『獄炎ヘルフレイム』」

塡「グッ・・・ぁぁぁぁ!!」

『戦闘不能・・・治癒開始・・・第4回戦開始』

千代「もういいや早くおわらせよっ」

ー天界の門をひらく 

塡「『破壊ボディブレイク』」

千代「・・・」

塡「『魂付呪ソウルエンチャント』」

塡「『形狀変化・リクとメタモルフォーゼ・リクと』」 

千代「なんだそれ?」

塡「『第1面相・俊足ヘルメスモデル』」

それは人の目で追える速さではなく勿論千代も目で追えない、それは千代の心臓を素手で貫く

千代「な・・・」

塡「・・・・・・ニィッ」

塡の口元は笑っていた

『戦闘不能・・・治癒開始・・・第5回戦開始』

塡「・・・」

千代「は」

千代は何かを言う前に戦闘不能に陥っていた

『戦闘不能・・・治癒開始・・・試合終了』

『2対3で米津千代の勝利』

塡「やっと帰れる」

千代「おい!」

塡「・・・もうしないぞ!」

千代「それはいい・・・何故最初からあれを使わない・・・あれを使っていれば全勝出來た筈だ」

塡「・・・さぁ?」

千代「お、おい!」

塡「まだ何か?」

千代「いや・・・なにも」

塡「そうか、じゃあな」

塡はいつも通り自転車で約5kmの道を帰る

家に著くと何かを準備する

魔法陣が描かれた紙を耳元と口元に持っていく

ーノームの力は指定した相手に聲を伝える

塡「『伝達メッセージ』」

?「・・・」

『ガ・・・ガガッ・・・ガ』

3秒程のノイズの後に聲が聞こえる

舞「はーいどちら様?」

塡「俺」

舞「塡か・・・で用は何?」

塡「今日終わったテスト・・・何か可笑しいとこ無かったっけ?」

舞「・・・・・・・・さぁ?」

塡「そうか、ありがとう」

舞「・・・塡」

塡「ん?」

舞「煉獄蝶戦で何かうちに隠してる事ない?」

塡「え?!・・・別に何も」

舞「例えばうちに口移しで魔點を移したとか・・・」

塡「えらい的だな・・・」

舞「怒んないからさ言ってみ?」

塡「・・・・・・負けちゃいけないと思いやりました」

舞「ほう」

塡「もないし神だけなら良いと思いました」

舞「・・・責任とってくれんの?」

塡「俺で良ければ」

舞「・・・///」

塡「あの〜舞さん?」

舞「今の言葉忘れんなよ!」

塡「よろしく」

舞「・・・學校で覚えてろ///」

塡「努力するよ」

『ブチッ』

伝達メッセージが切れた様だ

塡「ふぅぅぅ・・・めんどいな」

塡は喜怒哀楽の2つのを抱きながら眠りについた

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