《強大すぎる死神は靜かに暮らしたい》勇者の箱
僕は勇者と呼ばれている、名前はライト
親はいない、生まれてから孤児院で十年過ごした
ある日教會の人達が僕を迎えに來た
僕はそれに従った
聖様から聖剣を授かった、神様の贈りらしい
悪魔を切り魔をねじ伏せ世界を救う力があるらしい
だがそんな事はどうでもよかった、それは何故か
綺麗だった
紅の瞳が
恥ずかしいけど一目惚れだったんだ
僕は仲間と共に魔と戦った
喧嘩っ早いくて兇暴でうるさい、でも誰よりも熱くて真っ直ぐな戦士、ガリウス
臆病でいつも謝って泣いてて、でも誰よりも優しくて仲間を想ってくれる魔法使い、マリネ
そして、聖という運命に抗いながら共に戦った、誰よりも強くしかった、アリス
だけど魔王との戦いでその命を落とした
まるで神に従わなかった罰かのように
魔王の目の前で僕はアリスを抱き崩れた
好きだった、好きだと言えなかった
後悔が、後悔が溢れて止まらなかった
暫くして僕は魔王と戦っている最中だと思い出した
だけど見上げると何も無かった
真っ白な世界に僕とアリスだけ、死んだと思った
「ねえ、勇者くん、その娘、生き返らせたい?」
そして僕は神と契約した、神の下僕となった
そして元の世界に返された
人神の力は凄まじく魔王は呆気なく殺した
アリスは生き返った、嬉しかった
その日から僕は死神となった
『報酬』の知恵は僕を壊すには充分だった
世界をさまよった
アリスと最後に會ったのはアリスが死んだ日
アリスはもうおばあちゃんになっていた
僕はあの時のまま
アリスは外見は変わったけど中は変わっていなかった
僕は外見は変わっていないけど中は変わっていた
「ライト様は変わらないのですね、羨ましいです、ふふ」
「久しぶりだね、三十年くらい?」
「貴方の目を見ればわかります、辛かったでしょう」
「そうだね、大変だったよ」
「ライト様、私はもう聖では無いので言えることがあります」
その言葉に僕は……かったんだ
「ライト様のように言うなら、貴方の黒い髪は綺麗よ、ふふふ、幸せでした、私は貴方にもう一度命を貰い貴方の事を想える時間があった事を幸せに思います、さようなら、ライト、またどこかで會えるといいですね」
…
……
…私はライト様の事が好きです…
彼の知恵がそう言った
僕は言えなかったのに、ずるいよ
一粒、涙が零れる音
それが勇者の終わり、死神の始まり
二章の始まりのような一章の終わりのような…
死神さんもかっこいいから…書きたい…けど……
ぶっちゃけ妄想だから続きがないんだ…(小聲)
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