悲しいっては想だ。

悲しいと思うのは何時だって全てが終わった後だ。

幸せだと言われて嬉しかったんだろう？

でも嬉しいってじゃ罪は消せやしない。

僕は後どれくらいこの気持ちを抱えて存在するのだろう。

ソレには終わりがない。だから悲しいなんてはきっと來ない。

｢へあ！？｣

自分の汗で目が覚めた。神様と遊んだ後、し夢を見れたのかな。いや、夢ってより幻覚かな。

｢ぷっ、あはは。ラト様おはようございます。なんですか？　へあ！？　って。あはははは｣

涙が出る程おかしかったのか、涙を拭う素振りをする。

｢僕はどれくらい寢てたの？　あと、お風呂りたい｣

｢えーと、三ヶ月くらいですかね？　サフィアさんが言うには、ラト様が意識を失った後に何者かの転移魔法を喰らい、気付いたら家の目の前に居たそうです｣

十中八九、神様だろうなぁ。その転移魔法。

神様はメアが死ぬまでずっと見ていると思う。そしてメアが死んだら僕を向こうの世界に送る。その時が勝負。になるのかな？

｢では、お風呂の準備でも…

発音。火の魔法。

きゃあああ｣

悲鳴で焦るな。落ち著け。集中。

音が止まる。が止まる。僕だけがく。

狀況判斷、《空間把握魔法ソナー》

敵は三。

家を出る。二人目視。戦士職の裝備。殘りが発の元兇。

木の魔法使いを殺す。次に戦士二人。

風魔法で家の火を飛ばす。

メルを庇う形で集中を解く。

瞬間、音と衝撃。が飛び散る。

音が止む。火もちゃんと消した。家は半壊だがメアは無事だ。

死を見る。冒険者みたいだ。けてる依頼は迷いの森での調査。

｢あの……ラト様、この人達は…｣

｢被害者だよ。これは神様のちょっかいだね｣

｢神様はちょっかいで人を死なすのですか？｣

｢いや、殺したのは僕だよ。神様は家を破しただけ｣

｢それは……違うと思います……｣

神様は自分がしている者の行をる事は出來ない。ちゃんとした意志があるからね。

逆にしていない者はり人形で他の人を殺したり自ら命を絶たせるなんて事も出來る。

神様のは面白いか面白くないか。自分の想定外の事をしてくれるかしてくれないか。だ。

どっちにしろ人間は強と繁栄が掟の人形だ。

何をさせたって目立ちはしない。

森の國、エルフ達は傲慢と自然だ。だが偏見が強い。

なら、水の國、霊達ならどうだろう。憤怒と不滅。死神の僕なら歓迎してくれるだろうが、メアはそういかない。

いや、魔の國へ行こうか。そっちの方が面白いでしょ。ね？　神様？

魔の國は、魔族の國。嫉妬と純粋だったっけ？

｢メア、魔の國に引っ越そう｣

｢え、え？　あの、々と急すぎて…何が何だか……あとメルです…｣

｢僕は魔王になるよ｣

｢へ？｣

そうすれば黙って見ててくれるでしょ？

ねえ？　神様シエラ？

過去の私は二章とか言ってましたが、

もうり臺をり始めます