《これが純粋種である人間の力………ってこんなの僕のぞんでないよぉ(泣》年雙子姫とねる事にする
(おぉ、神よ…僕に近親相斷の果実をおかせというのですか?)
(呼んだかい?)
(え?)
瞬間、世界が止まった。
(やぁ、久しぶりだね?神様だよ?覚えているかい?)
(あぁ。どうもお久しぶりです。何か用でしょうか?)
(いや、なに…やはり君は面白いとおもってね。丁度僕に懺悔してるみたいだから、出て來てみたんだよっ)
(何か雰囲気かわってません?)
(そうかな?…そうかもしれないね)
(まぁ、いいです。…それより、今のこの狀況からはどうすれば助かりますか?)
(助かりたいのかい?本當に?)
(いえ、そのぉ…さすがにまだはやいかなぁ?とかおもってるんですが…)
(ふむ、確かに。君ってば、神年齢は20こえてるけど…実年齢は3歳だからね。確かにまだはやいと僕も思うよ。フフフッ)
(ですよね?…それなら神様?助けてくださいな?)
(良いよ…と言いたいところだけど、一ついいかい?)
(なんでしょうか?)
(君ってば、3歳なんだから…たたないよね?…それに、キスとかは普通にしてるんだから…キスしてあげれば、まるくおさまると思うよ?)
(そう…ですか?)
(フフフッ。今回は、「キスをする」がたった一つの冴えたやり方だと思うよ?)
(わかりました。やってみます)
僕はその言葉を信じて頷く。
(がんばりたまへよ?ではねっ…さらばだっ!)
瞬間、世界がき出す。
き出した世界では、目の前にエプロンの雙子姫がいる。
二人とも目を潤ませ、僕のことを見つめてくる。
「それじゃあ、ミラ?ミナ?目を閉じてくれるかい?」
「はい。にいさま」
「はい。あにさま」
チュッ、チュッ…と、ミラから順番に雙子姫のほっべにキスをする。
「うれしいですっ。にいさまっ」
「うれしいですっ。あにさまっ」
「うわぁっ」
キスされた雙子姫が、笑顔で僕に抱きついてくる。
「あわわ」
やわらかいものが、僕のの両側を包み込み、癒していく。
(とても気持ちいい…ずっとこのままで良いかも…)
「ぎゅーっとしますね?にいさま?」
「ぬくもりをじてくださいね?あにさま?」
(これは…死ねるっ)
更に強く二人が抱き締めてきて、僕はこのまま天國にいきそうになる。
でも…
「ミラ?ミナ?おままごとするんじゃないの?」
「もうしこのままが良いです。にいさま…」
「むしろこのまま寢たいです。あにさま…」
なんと魅力的な提案をするんだ…ミラとミナは。
「じゃあ…このままベッドに行こうか?一緒にお晝寢しようっ」
「ホントですか?にいさま?」
「ホントですか?あにさま?」
「あぁ、もちろん。…それじゃあ?し歩くよ?」
「はい。にいさま」
「はい。あにさま」
僕たちは三人でベッドに向けて歩き出す。
「行くよ?せーのっ」
ポフッ
という音をたてて、ベッドに飛び込む僕たち。
「気持ちいいね?ミラ?ミナ?」
「気持ちいいです。にいさま…」
「とっても極楽です。あにさま…」
「それじゃあ二人とも?おやすみなさい…」
僕は二人を抱き直し、目を閉じる。
「おやすみなさいです。にいさま…」
「おやすみなさいです。あにさま…」
「おやすみ…」
そうして僕たち三人は、まどろみの中に落ちていった。
【書籍発売中】砂漠の國の雨降らし姫〜前世で処刑された魔法使いは農家の娘になりました〜【コミカライズ】
アレシアは『眠っている時に雨を降らせる力』を持っている。 両親はそんなアレシアを守るために大変な努力をして娘の力を隠していた。 ある日、アレシアは自分の前世での記憶が甦る。アレシアは昔、水系魔法に秀でた魔法使いアウーラだった。國のために前線で戦い、國王との婚姻も決まっていた。しかし、謀略による冤罪で二十三歳の時に処刑されてしまう。 そんな前世だったからこそ、今世では名譽や地位よりも平凡で穏やかな暮らしを守りたい、誰かの役に立ちたいと願う。 眠ると雨を降らせる女の子アレシアが前世での後悔を踏まえて人に優しく前向きに生きていくお話です。 少女時代から成人までの長期間が描かれます。 ゆったりした展開です。 ◆GAノベル様より2022年5月13日頃発売開。コミカライズも進行中。
8 126【二章開始】騎士好き聖女は今日も幸せ【書籍化・コミカライズ決定】
【第二章開始!】 ※タイトル変更しました。舊タイトル「真の聖女らしい義妹をいじめたという罪で婚約破棄されて辺境の地に追放された騎士好き聖女は、憧れだった騎士団の寮で働けて今日も幸せ。」 私ではなく、義理の妹が真の聖女であるらしい。 そんな妹をいじめたとして、私は王子に婚約破棄され、魔物が猛威を振るう辺境の地を守る第一騎士団の寮で働くことになった。 ……なんて素晴らしいのかしら! 今まで誰にも言えなかったのだけど、実は私、男らしく鍛えられた騎士が大好きなの! 王子はひょろひょろで全然魅力的じゃなかったし、継母にも虐げられているし、この地に未練はまったくない! 喜んで行きます、辺境の地!第一騎士団の寮! 今日もご飯が美味しいし、騎士様は優しくて格好よくて素敵だし、私は幸せ。 だけど不思議。私が來てから、魔物が大人しくなったらしい。 それに私が作った料理を食べたら皆元気になるみたい。 ……復讐ですか?必要ありませんよ。 だって私は今とっても幸せなのだから! 騎士が大好きなのに騎士団長からの好意になかなか気づかない幸せなのほほん聖女と、勘違いしながらも一途にヒロインを想う騎士団長のラブコメ。 ※設定ゆるめ。軽い気持ちでお読みください。 ※ヒロインは騎士が好きすぎて興奮しすぎたりちょっと変態ちっくなところがあります。苦手な方はご注意ください!あたたかい目で見守ってくれると嬉しいです。 ◆5/6日間総合、5/9~12週間総合、6/1~4月間ジャンル別1位になれました!ありがとうございます!(*´˘`*) ◆皆様の応援のおかげで書籍化・コミカライズが決定しました!本當にありがとうございます!
8 119【書籍化&コミカライズ】追放悪役令嬢、只今監視中!【WEB版】
【12/15にコミックス第1巻が発売。詳細は活動報告にて】 聖女モモを虐めたとして、婚約者の公爵令嬢クロエ=セレナイトを追放した王子レッドリオ。 だが陰濕なクロエが大人しく諦めるとは思えず、愛するモモへの復讐を警戒してスパイを付け監視する事に。 ところが王都を出た途端、本性を表す『悪役令嬢』に、監視者たちは戸惑いの嵐。 ※本編完結しました。現在、不定期で番外編を連載。 ※ツギクルブックス様より書籍版、電子書籍版が発売中。 ※「がうがうモンスター」「マンガがうがう」でコミカライズ版が読めます。 ※世界観はファンタジーですが戀愛メイン。よく見かける話の別視點と言った感じ。 ※いつも誤字報告ありがとうございます。
8 83最弱の異世界転移者《スキルの種と龍の宿主》
高校2年の主人公、十 灰利(つなし かいり)は、ある日突然集団で異世界に召喚されてしまう。 そこにある理不盡な、絶望の數々。 最弱が、全力で這い上がり理不盡を覆すストーリー。
8 94ガチャで爆死したら異世界転移しました
7月21日、更新しました。 特技ゲーム、趣味ゲームという、ごくごく普通の高校2年生 佐藤 慎也が、ゲームのガチャで爆死したら……。ん?女の子?僕が!? ゲームのキャラになって異世界転移!? ※初投稿、小説初書きなので遅く下手ですが、楽しんでくれれば幸いです。明らかな誤字、脫字などがありましたら、ご指摘よろしくお願いします。
8 177魔法の世界でプログラム
序章 2017/06/01 序章スタート。(過労死するまでの話です。IT業界の事がすこしだけ書かれています。) 俺は、真辺。しがない。プログラマをやっている。 火消し作業から久しぶりに戻ってきた會社で、次の現場の話をされる。 営業からのお願いという名前の強制受注が決まった。 5ヶ月近く現場を駆けずり回って、なんとかリリースが見えてきた。 そんな時、SIerの不正が発覚。善後策を考えるために會社に戻る事になる。しかし、そこで更なる訃報が屆く。 俺達は、身體以上に心が疲れてしまっていた。今日は久しぶりに家に帰ってゆっくり休む事にした。 しかし、俺は電車を待つホームのベンチで眠るように死んでしまった。 いわゆる過労死というやつだ。 少年期 2017/06/11 第11話。少年期編スタート(人物紹介や設定紹介が多い) 俺は、アルノルト・フォン・ライムバッハ。辺境伯の後継ぎだと言われている。 俺はどうやら魔法のある世界に生まれ変わった様だ。 最初は言葉もわからなかった。スキルを得て言葉がわかるようになると、次は魔法を使ってみたくなる。 無事魔法が使える事がわかる。 友と出會い。日々を過ごしている。 そんな俺に、一つの情報が屆く。”ライムバッハ家”を狙った賊が居るという物だ。 俺は、その情報を冒険者から聞いて、寮を出て救出に向かった・・・。 冒険者 2017/07/01 第36話。冒険者編スタート。 アルノルト・フォン・ライムバッハは、再出発を行う。それは、冒険者として生きる事になる。 その前に、やらなければならない事がある。それを、片付ける為に、ライムバッハ領に向かう事になる。 ライムバッハ領での用事を終わらせて、共和國に向かう事にする。
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