《これが純粋種である人間の力………ってこんなの僕のぞんでないよぉ(泣》年と晝休憩①-①

「はい、みなさん?これで説明は終わりとなります。このまま解散して、晝休憩になります。ありがとうございました」

「「「ありがとうございました」」」

會場の全員が挨拶を返し、晝休憩をとるために食堂や購買に向かう。

「さて、僕はどうしようかな……」

この後の予定を考える。

「ラン君、いっしょに食堂に行きましょう?」

育館から出ずにどうしようか考えていると、後ろから聲をかけられた。

「あぁ、サラか。いいよ、一緒に行こう」

「レイトさんも一緒でいい?」

「もちろん。かまわないよ」

「えへへ、やったね?レイトさん」

「う…ん。よかった」

「そうと決まれば早く行こう?席がなくなることはないと思うけど、まとまって座るとなると、早く行ったほうがいいからね」

「そうねっ。早く行きましょう」

「う…ん。行こ…う」

僕たちは三人で食堂に向かった。

・・・

・・

「お姉さん、今日のおススメはなに?」

食堂についた僕は、付のお姉さんに聲をかける。

「そうねぇ……今日のおススメは、Aランチかしら?魚のフライがメインで、サラダとスープ、ライスかパンが選べるわ」

「そうなんだ。……どうする、サラ?レイトさん?」

「私はそれでいいと思うよ?レイトさんは?」

「わたし…も、それでいい…と思う」

「じゃあ決まりだね。…お姉さん、Aランチを三つでお願いします」

「かしこまりました。それでは、こちらの番號札をお持ちになってください。できた順に番號でお呼びいたしますので、呼ばれましたらあちらのけ取りカウンターまでお越しください」

「わかりました」

「はーい」

「わかり…ました」

「では、席に座ってお待ちください」

「よしっ。んじゃ席に座ろうぜ」

「えぇ」

「う…ん」

「どこらへんがいいかなぁ?」

僕は、広い食堂の中を見回してみる。

すると、け取りカウンターの近くがなぜか不自然に空いていることに気がつく。

でも、空いているんだから座っていいんだろう。

「ラッキー!け取りカウンターの近くが空いてるぜっ。あそこにしないか?」

僕は二人に聲をかける。

「あ、ホントだ。ラッキーだね」

「行く?」

「よしっ!決まりだな。早く座ろうぜ」

僕たちは、け取りカウンター近くの席に急いで向かう。

すると、そこには先約が待っていた。

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