《これが純粋種である人間の力………ってこんなの僕のぞんでないよぉ(泣》年と選択授業⑥

というわけで、やってきました家庭科室Aです。

「ここで掃除の授業が行われるのか。意外と綺麗じゃないか?」

僕はてっきり汚れた教室で、その教室をキレイにする……みたいなのを想像していたんだけどな。

「あたりまえでしょ? 汚い教室だったらる気がなくなっちゃうじゃない」

「第一印象……大事」

「たしかに。汚い教室にはりたくありませんのです」

そういうもんか。

キーンコーンカーンコーン

「はーいみなさん、これから掃除をしているところをまとめた映像を流します。前のスクリーンに映しますので、見える位置に移してくださ~い!!」

どうやら実演するのではなく、映像で見せるだけのようだな。

これはこれでおもしろいやり方だな。

「はい……それではそろそろ始めますよ。みなさんスクリーンに注目してください!! ではスタートです」

そう言うと、擔當の先生が何かのスイッチを押す。

すると、スクリーンに映像が映し出されて…………って、立映像じゃないか!!

スクリーンを一番奧として、その前に立映像が映し出される。

「これはすごい……」

「わぁ……初めて見た」

「すごい……技

「さすがは國立なのです……」

僕たちは全員立映像に見っていた。

映像なおかげで、しっかりと掃除しているのが見えるのだ。

一見普通に掃き掃除や拭き掃除などをしているだけに見えるが、そこに技があるのだろう。

映像は汚い教室を4人でキレイにするというもので、掃き掃除と拭き掃除を互に映している。

そしてその映像は30分もかけずにとても汚かった教室をキレイにしてしまった。

「はい、以上で基本的な掃き掃除と拭き掃除の映像は終了です。続いて食などの清掃映像になります」

そう言うと、映像が切り替わり食がたくさん並べられた部屋が映される。

「これも、すごい」

「キレイになってる」

練の技……」

「ミレイヌもいつかはああなりたいのです!」

僕も含めて教室の全員が映像に見っている。

300枚以上はありそうな食を、1枚あたり數秒でキレイにしている。

このペースでできるようになるまで、どれだけの努力をしたのだろうか? し想像できない。

やはり、プロというのはそれだけですごいのだ。

「はい、以上で終了になります。これ以降は質疑応答の時間になります。何か質問はございますか?」

映像が終わり、質疑応答の時間になった。

質問は主に自分もああなれるかどうかが聞かれている。

なかなかいい経験になったな。

帰ったらカランさんとランにいつもありがとうって言わないとな。

僕はかに決意して授業終了を待った。

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