《【銃】の暗殺者》死
俺はだらっと椅子に座りながら葉巻を吸って空を眺めていた。
「あー、こっちに來てもう10年になるか」
自分の過去を、、、この世界に來た時のことを思い出す。
なんの前れもなく、前も後ろも上も下も右も左もない真っ白な空間を俺は漂っていた。
「あー?ここどこだろう?んー、あ、明晰夢ってやつか」
俺は自分の最後の記憶がベッドにった事を思い出し、明晰夢だと結論づけた。変な夢だがこういうこともあるのかもしれない。
『違う、お前は死んだのだ』
その時、脳に響くような聲がした。俺は驚いて辺りを見渡すが誰もいない。
「気のせいか?」
『気のせいではない』
突然目の前に杖をついた老人が現れた。
「うわぁ!!ビックリした!誰だよ!」
『私は神だ』
「はぁ?頭がおかし『黙って聞け』っっ!!」
急に金縛りにあったようにけなくなり、喋れなくなった。
『質問なら後でけ付ける。今は黙って聞け、笹田隼人』
神と名乗った老人は俺に言った。がかなくてどうにもならないと思った俺はおとなしく話を聞くことにした。それに自稱神の口調は命令口調であるのだがその聲にはそれがふさわしいと思わせる力があった。
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『いいか?まずお前は死んだ。世界に歪みができてそれに巻き込まれて死んだのだ。數百億年に一度あることだ、しょうがないと諦めろ。大事なのはこれからのことだ。
これから私がお前に生き返らせる。だがあの世界ではお前の死は確定しまっているからな、別世界に行くことになる。今回の件は世界の管理者である私のミスでもあるそのためお前のむ能力をなんでも1つだけ付けてやろう。
話は以上だ、質問を許す』
自稱神がそう言うとがくようになった。
「い、いきなりそんなこと言われても、、、いや、どうしようもねえのか」
『そうだ、どうしようもない。諦めろ』
「、、、わかった。これからの話をしよう」
俺は無理やり自分を納得させて話を進める。覚的なものだが目の前の老人に逆らってはいけないという気がしているのだ。
「能力をくれると言ったがどんな世界に行くんだ?」
『お前にわかりやすく言うのなら剣と魔法のファンタジー世界だ』
「と、いうことは危険もあるわけか」
『元の世界よりは數倍は危険だろう』
あっさりと頷かれたことに隼人は愕然とするがあることに気がつき表を一変させる。
「そ、その、能力だが、、、銃と弾丸をなんでも生み出せる能力は出來るのか!?」
『現存するものだけならばいいだろう』
「よっしゃあああああ!!!!」
俺は思わずガッツポーズをする。
俺は重度のガンマニア、銃オタクである。現代日本において実際にはれることが困難なそれに想いを寄せる俺は狂喜舞する。死んだことなんてどうでもいいほど嬉しかった。
「能力は銃と銃弾を生み出す能力で頼む!!!」
『ふむ、よかろう。だが無制限ではない。あちらの世界では魔法を使うのににある魔力を消費する、お前の能力も魔力を消費して使えるようにしておく』
「ああ、それでいい!」
制限はついたが念願の銃に俺の心は踴っていた。
「それで向こうに行ったら何をすればいいんだ?あんたの使徒かなんかになるのか?」
『お前がいく世界は既に自立し、私の手から離れている。お前は好きに生きればいい。
能力も決まったことだしもういいだろう。転送するぞ』
「ま、待ってくれ!まだ向こうの世界のことを聞いてない!」
『それでも読めばいい』
神が杖を隼人に向けると辭書のような分厚い本が隼人の腕の中に現れた。
『では、さらばだ』
神がそういうと空間にが空き、そこに俺は落ちていった。
「うわぁぁぁぁああああああ!!!!」
目を覚ました俺は辺りを見渡す。周囲は大きな木からなる森のようだ。
「ええ〜、現代日本人にサバイバルスタートはキツイぜぇ、神様よう〜」
俺は空を見上げて嘆いた。
ーーーー神域ではーーーー
『ふん、私が管理する世界で歪みがなど起こるわけがないだろう』
世界の神は見下すように鼻を鳴らした。そう、笹田隼人は世界の歪みに巻き込まれたのではなく神の手によって意図的に世界からつまみ出されたのだ。
『全く、私が管理する世界からあのような魂を持つものが生まれるなど』
隼人は普段は普通の年であったが時折異常な価値観を見せることがあった。その中でも最たるものが生としての最大の忌である同族殺し、つまりは人殺しを全く忌諱しないのだ。
『まぁ、あの世界に放り込んだのだからもう問題ないな』
隼人が行った世界、神は自立したと言ったが本當のところは神に見放された世界である。何か悪いことをしたわけでもないし、一定の神への信仰もある。結局のところ神が興味を失っただけである。
神は管理者というだけで、善の存在ではないし、慈悲深くもない。ただ見下ろしているだけである。
これから隼人はどうなるのか、、、神のみぞ知るどころか神すらも知らないのであった。
【書籍化&コミカライズ】追放悪役令嬢、只今監視中!【WEB版】
【12/15にコミックス第1巻が発売。詳細は活動報告にて】 聖女モモを虐めたとして、婚約者の公爵令嬢クロエ=セレナイトを追放した王子レッドリオ。 だが陰濕なクロエが大人しく諦めるとは思えず、愛するモモへの復讐を警戒してスパイを付け監視する事に。 ところが王都を出た途端、本性を表す『悪役令嬢』に、監視者たちは戸惑いの嵐。 ※本編完結しました。現在、不定期で番外編を連載。 ※ツギクルブックス様より書籍版、電子書籍版が発売中。 ※「がうがうモンスター」「マンガがうがう」でコミカライズ版が読めます。 ※世界観はファンタジーですが戀愛メイン。よく見かける話の別視點と言った感じ。 ※いつも誤字報告ありがとうございます。
8 83スカイリア〜七つの迷宮と記憶を巡る旅〜
空に浮かぶ世界《スカイフォール》に暮らす少年ナトリは生まれながらに「飛ぶ」ことができないという致命的な欠陥を抱えていた。 王都で配達をこなす変わり映えのしない日常から、ある事件をきっかけに知り合った記憶喪失の少女と共に、少年は彼女の家族を探し出す旅に出る。 偶然に手にしたどんなものでも貫く特別な杖をきっかけに、彼は少女と自らをのみ込まんとする抗いようのない運命への叛逆を決意する。 やがて彼等の道行きは、世界に散らばる七つの迷宮に巣食う《影の軍勢》との世界の存亡を懸けた熾烈な戦いへと拡大していくのであった。 チートあり魔法ありダンジョンありたまにグロありの王道冒険ファンタジー、の予定です。 ※三部構成第一部完結済み
8 183継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》
☆TOブックス様にて書籍版が発売されてます☆ ☆ニコニコ靜畫にて漫畫版が公開されています☆ ☆四巻12/10発売☆ 「この世界には魔法がある。しかし、魔法を使うためには何かしらの適性魔法と魔法が使えるだけの魔力が必要だ」 これを俺は、転生して數ヶ月で知った。しかし、まだ赤ん坊の俺は適性魔法を知ることは出來ない.... 「なら、知ることが出來るまで魔力を鍛えればいいじゃん」 それから毎日、魔力を黙々と鍛え続けた。そして時が経ち、適性魔法が『創造魔法』である事を知る。俺は、創造魔法と知ると「これは當たりだ」と思い、喜んだ。しかし、周りの大人は創造魔法と知ると喜ぶどころか悲しんでいた...「創造魔法は珍しいが、簡単な物も作ることの出來ない無能魔法なんだよ」これが、悲しむ理由だった。その後、実際に創造魔法を使ってみるが、本當に何も造ることは出來なかった。「これは無能魔法と言われても仕方ないか...」しかし、俺はある創造魔法の秘密を見つけた。そして、今まで鍛えてきた魔力のおかげで無能魔法が便利魔法に変わっていく.... ※小説家になろうで投稿してから修正が終わった話を載せています。
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