《【銃】の暗殺者》闇ギルド

街に來て3日目、朝の食事を終えた俺は街に繰り出した。今日はついに闇ギルドに行くつもりだ。登録するのかなにするのか知らないけど早めに済ませておきたい。王都に早く行きたいのでこの街に長居するつもりはない。この街では闇ギルドがどんなじかをつかんでおきたいのだ。

あの盜賊から教えてもらった薬屋に行く。薬屋自は昨日のうちに見つけておいた。中にるとこじんまりとしたじでカウンターにヨボヨボのお婆さんが座っているだけだ。だけどここで油斷するとやばい。このお婆さんはかなり強い。森で半年過ごしたおかげでヤバい奴が覚でわかるようになっているのだ。

「んんっ、婆さん、風邪薬はあるか?」

「、、、、、、、あるよ」

間が長いな。一瞬耳が遠いのかと思った。この人も闇ギルドの一員だろう。もしかしたら俺の実力を測ってるのかな?今は【隠】は使ってないから不自然なところはないはずだし、俺は銃で戦うから近接戦闘はあまりできない。だから姿勢とかでは俺のことはわからないはずだ。

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「、、、、、銅貨5枚だよ」

代金を渡して風邪薬をけ取り、長居しても仕方がないのでそのまま店を出る。

店を出る直前、

「、、、、まだ若いんだ、生き急ぐんじゃないよ」

やっぱり婆さんは闇ギルドの人みたいだ。今のは忠告というか助言かな?闇ギルドというか裏社會は危険だから他に選択肢があるなら踏み込むべきじゃないって言いたかったんだろう。まぁ、俺は行くんだけどね。

俺は生きたいように生きる。家族もいない、故郷もない俺はこの世界では本當の自由だ。

問題は剣の看板がある酒場なんだよな。裏通りにあるって言ってたけど裏通りって結構あるし、まぁ、東の呑み屋街に行ってみるか。人を隠すなら人の中、酒場を隠すなら呑み屋街ってか。

「ん?あーそういうこと」

薬屋を出て歩き始めるとお友達尾行がついた。闇ギルドの奴だろう。それにしても気配の消し方がなってないなぁ。こんなんじゃ魔の森で夜は越せないよ。あそこの夜はとんでもないから。気配を消せないと確実に朝までには死んでるしね。

「ふう、やっと見つけた」

朝に宿を出たのに酒場を見つけるまでに晝過ぎてしまった。探していた酒場は呑み屋街の裏通りのし治安が悪いところにあった。今の俺は事前に買っておいたローブを著てフードを深くかぶっているので顔は見えないはずだ。

絡まれるのは面倒だから【隠】を使いたいのだが尾行者がいる前で使いたくはない。出來るだけ手のは隠しておきたいのだ。闇ギルドにったとしても闇ギルドは仲間になるわけではなく、ただの仲介となるだけだ。

「エールを、これで」

酒場はにってカウンターに座ってエールを頼む。酒場には男が數人飲んでいたが靜かだった。一見表通りの酒場の方が喧嘩が頻発していて危険なように見えるがこっちの方が危険だ。この酒場に奴からは危ない匂いがする。闇ギルドの手勢か。

「あっちだ。ついていけ」

店の店主が店の奧の扉を示す。そこには1人のが立っていた。俺はそのについて店の奧に進む。奧は地下に続く階段になっていてその先にはもう一つの酒場があった。

「おう、よく來たな小僧」

そこには盜賊よりも盜賊らしい顔の男がいた。

「ここに來たってことはウチにりてぇってことでいいんだな?」

「ああ」

「ふん。まずはフードを取れ、顔を見せろ」

「必要か?」

「俺たちはそういう組織だ。顔も分からねえ奴を仲間に加えようとは思わねえよ。お優しい冒険者ギルドと違ってな」

俺はフードを外した。出來るだけ隠しておきたかったけどしょうがないな。

「思ったよりもガキじゃねえか」

「ふん」

俺は不機嫌そうに鼻を鳴らす。こういうのは舐められれば終わりだ。一生カモにされる。ヤクザやマフィアが面を気にするのと同じ理由だ。

「まぁ、別に歳も別も関係ねーからいいけどな。あー、これからお前には試験をけてもらう。ウチは他のギルドと違って誰でもれるわけじゃねえ。下手こくような奴はいらねえからな」

「何をすればいい」

「簡単な依頼を一つこなせばいいんだよ。、、、これだ」

紙を一枚渡される。

対象:表通り酒場・ダンの酒場の店員、ジュリア

:なし

日數制限:出來るだけ早く

報酬:銀貨10枚

依頼主:八百屋店主の妻、エナ

「これが依頼か」

「そうだ。報収集は自分でやれ。そういうのも暗殺者の腕だしな」

「わかった。今日中に下見をして明日か明後日には殺る」

「ふん、お手並み拝見だな。依頼の理由は聞かねえのか?」

「興味ないが、、、一応聞いておこう」

「旦那の浮気相手なんだと、まだ旦那のことはしてるから相手が消えればいいとさ」

「はぁ、くだらん」

どこの世界でも癡の縺れはくだらないな。自分で殺せばいいものを。

「要はないと書いてあるが殺し方はどうする?人前でバレねえように殺すか、夜のうちに殺すか。それから殺した証明はどうする?死の処理は?」

「殺し方は自由だが人前でバレねぇように殺した方が俺たちの評価は高いな。殺した証明はいらん、ギルド員が調べる。死もその場で放置でいい。そうすることで依頼人も依頼が達されたとわかる」

「ほう、わかった」

俺は外に出ることにする。

「ああ、待て。まだ一つだけ。俺たち闇ギルドは必要悪だ。國も黙認している。だが悪には変わりねえ。何が言いてえかっていうとやるとこを見られりゃ牢屋行き俺たちは庇わねえし、俺達との繋がりを吐くようだったらお前を殺す」

「ふん、當然だ。、、、俺からも一つ。薬屋からつけている奴、気配がバレバレだ。もっと腕のいいやつに変えた方がいい」

そう言って今度こそ外に出る。だいたい俺が気配を消しても俺をつけてる奴がバレてたら意味ねえじゃねえか。

「ふ〜ん、浮気相手って聞いてたから余程の人かと思ったんだがそうでもねえな」

酒場に下見に來た俺はそう呟く。もっとっぽいやつだと思っていたのだが普通の人だ。20代前半の若いだから浮気したのか?まぁどうでもいいか。

これなら明日にでもやれるな。

俺は宿に帰って寢ることにする。

ーーーーside闇ギルドーーーー

「なかなかの小僧だったな」

俺は闇ギルド、アイシス支部の支部長をしている。今回の新り候補はなかなかだった。

「そうですか?強そうには見えませんでしたけど」

「暗殺に強さは必要ねえさ。それに尾行にも気づいてやがった」

今回尾行したのは【気配遮斷・中】を持ったやつだ。この支部の中では1、2を爭うほど気配を消すのは上手い。それをあっさりと見つけるとはなかなかの人材だろう。

「ま、明日の結果次第だがな」

「そうですね。土壇場になって怖じ気づく人も結構いますから」

この辺境では闇ギルドの規模は小さく、仕事もない。王都の連中よりも數段腕が落ちる。ここでやれねえようじゃどこの裏社會でもやっていけねえよ。

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