《始創終焉神の俺、異世界を満喫する!》異世界での始まり 3本気
私達は今、鬼と戦っている。とても大きく強い鬼。しかも、それが1でなく、100近くの數いるのだ。1でここまで苦戦しているのに、100も相手に勝てる自信は今の私達にはない。それだけでなく、100の鬼を率いているボスは、オーラだけで何をしても勝てないと本能に訴えてくる。こんな絶的狀況で私達が戦っていられるのは、一緒に戦っていた仲間の兵士を殺された怒りだ。にを任せ、剣を振るう事しか頭になかったのだが、今では絶でもう限界だった。
「どうしよ。魔力切れだ。シオン、もう無理だよ。」 
「クラン、、私ももう無理そう。」
諦めかけていたその時、無敵かと思えていた鬼の首が宙を舞った。そして、何処からか迫力の溢れる聲が響いてきた。
「こっからは、俺に任せろ!」
その頼もしい聲を聞いて私達の集中力の糸はプツンと切れてしまった。
(あぁ、私達夢を見ているのかな。でもこんな夢でもいいから助けて。兵士さん達の仇を取って。)
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そうして私達は気を失った。
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「承知した。」
の口から出た言葉に俺は答え、気絶してしまった二人を鬼から気を逸らすように、オーガを殺しだした。
俺の作戦は、今持っているラグナロクとベルセルクをそれぞれ一刀流で使うことで能力をフルパワーで使い、レベルを上げれる所まで上げてから、鬼王に挑むという作戦だ。
「にしても、鬼王の威圧半端ねぇな。中ビリビリくるぜ!」
(よし竜、まずは俺を使いな!)
ベルクの聲を聞き、俺はラグナロクを鞘に戻した。
そして、ベルセルクの能力を解放し、數萬の剣を生み出した。
「舞え、剣よ。躙しろ!」
一斉に剣が飛び出し、近くにいるオーガを躙していく。これは限剣舞(ソードビット アルティマ)という技で、剣の量と強さを指定して生み出した剣を放出する、対多數様の技だ。今は剣の強さを最低ランクに落とし、數を重視して攻撃した。すると、オーガの中でもまだ若手だったであろう者は殺せた。しかし數でいうと、10程でしかなく俺は強さを重視した攻撃に切り替えた。
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「貫け、剣よ。破壊しろ!」
今度は10本程しか作れなかったが、一本一本が魔剣並の強さである絶剣舞(ソードビット ギルディス)という技を発した。さっきより數はないが速度も、破壊力も桁違いに強い。そして、あっという間に、オーガを殺した。
數が50程になったところで、手練れのオーガ達が一斉に魔法を放ってきた。その直前にラナの聲か響いてきた。
(彼らは、魔法の扱いに長けている様です。私にお任せください。)
素早くベルセルクとラグナロクを抜き替え、能力を解放した。
(アブソリュージュ!)
オーガ達が放ってきた炎の槍や雷の球はあっという間に吸収されてしまった。今の技は、相手の魔法の屬や強さに調節することで、攻撃を防ぐ上に自の魔力を回復することが出來る技だ。しかしラナ程の魔法の使い手じゃなければ、こんな神業は不可能だろう。
「お返しだ。俺の魔法の練習臺になってもらうぜ!」
そう言うと俺は、自の純白魔法を展開しラグナロクに纏わせた。ラナも自の白金のオーラを発し、神々しくなった剣を俺は振るった。
「くらえ、永遠の聖剣(エターナル ブリンガァー)!!」
 
辺りの俺に敵対する者を消す魔法でかなりのオーガを消耗させることが出來た。弱った所を見逃さず、俺はラグナロクの能力を解放した。
「これで終わりだな。炎と氷を1つに。
新創、グリムヘイム!!」
灼熱と極寒がオーガを襲い、殺していく。
ほとんどのオーガが倒れていたが、5生きている者がいた。
「これでも、まだ生きてるとはな。でもな、この魔法の本當の強さは、焼卻と冷卻を繰り返し脆くなったで、膨張した管が破裂し外傷なく相手を殺すところだ。もうしだろ?」
言っているそばから殘りのオーガもバタリと倒れた。
「よっし!後はお前だけだぜ!」
ラグナロクの剣先で鬼王を差した。するとレベルアップを表すファンファーレの音が脳で鳴り響いた。しかし、それが何度も何度も鳴り響き、あまりの頭痛で頭を押さえた。その間も鬼王は俺を待っていた。頭痛が止んだ後、俺はステータスを見てみた。
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名前 覇神魔王 竜鬼     LV 1→LV.80 new!
 HP 1000/1000→150000 /150000 new!
 SP30000/30000→500000/500000 new!
加護 (なし)稱號 異世界人 元神々の頂
                                  鬼神王に刃向かう者 new!
種族 半神人(始創終焉神)(剣魔神)new! 職業(魔法剣士 二刀流)new!
攻撃力  3000→45000 new!
防力  500→30000 new!
俊敏  5000→80000 new!
魔法耐 800→36000 new!
攻撃耐 800→36000 new!
使用可能魔法  ー純白       闇ー暗黒  全武技
スキル 
  ユニークスキル 
                  創造(クリエイト)LV.5
                  破壊(デストラクション)  LV.5   
                           
  固有スキル             
                  神眼   LV.10     
                  武剣王 LV.10→LV.13 new!
                  覇剣魔技 LV.1 new!                   
  
  ノーマルスキル 
                   純白魔法 LV.2  →LV.3 new!
                   暗黒魔法 LV.2
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「はぁっ?」
つい間の抜けた聲がでてしまった。いや、しょうがないだろう。LV.30を100倒したらLV.80になったのはまだ分かるが、ステータスの変ぶりは中々のものだった。しかもこれは裝備品無しでだ。裝備品の効果を上乗せすると、こんなじだ。
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名前 覇神魔王 竜鬼     LV.80 
 HP 150000 /150000
 SP500000/500000
加護 (なし)稱號 異世界人 元神々の頂
                                  鬼神王に刃向かう者 
種族 半神人(始創終焉神)(剣魔神) 
職業(魔法剣士 二刀流)
攻撃力  45000→120000
防力  30000 
俊敏  80000→160000
魔法耐 36000→72000
攻撃耐 36000→72000
使用可能魔法  ー純白 聖魔法     闇ー暗黒 影魔法   武技ー闘神
スキル 
  ユニークスキル 
                  創造(クリエイト)LV.5
                  破壊(デストラクション)  LV.5   
                           
  固有スキル             
                  神眼   LV.10     
                  武剣王 LV.13 
                  覇剣魔技 LV.1                    
  
  ノーマルスキル 
                   純白魔法 LV.3 
                   暗黒魔法 LV.2
                   影魔法 LV.2
                   聖魔法 LV.2
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「うん、充分殺りあえる位に、強くなったわ。」
自の急長に驚いていた俺に低くどっしりとした、聲が聞こえてきた。
「我ノ、手下ヲ、こうも容易ク、退けるとハ、貴様一何者ダ?」
それは先程待っていた鬼王の聲だった。
「あんた、喋れたのかよ?まぁいいか。俺は竜鬼。覇神魔王 竜鬼だ!」
「竜鬼カ。お前ハ、解析系ノ、スキルを持っているだろうかラ、我のステータスを見れただロ?それでも逃げぬということハ、それなりのレベルアップをしたのだろウ。
我ハ、強き者ト、戦うのガ、好きなのダ。ではゆくゾ!!」
(なるほど、待っていた理由はバトルジャンキーだからか。)
納得したところで、俺はラグナロクとベルセルクの両方をの前でクロスして構え、鬼王は漆塗りの大太刀を構えた。
先手必勝、先にいたのは俺だった。レベルと裝備品による、圧倒的スピードで鬼王の腕を切り落とそうとした。だが鬼王は俺のスピードについてきていたのだ。鬼王の大太刀が俺の首を狙って振りかかってきた。俺は咄嗟に二本の剣を防に使った、様に見せかけ覇剣魔技のカウンター技「止泉 豪斬(しせい ごうざん)」で流れるように、大太刀を捌き、鬼王の目掛けて強烈な一撃をれようとした。しかし、鬼王の口角が上がっており、見ると左手に小さな雷の球が出來ていた。
「かかったナ!サンダーボール!」
「グワァァッッ!!」
もろにくらってしまった俺は、後ろに吹っ飛ばされ、大木に打ち付けられて止まった。
「ぐふッ!」
しかも、何故かがかない。
(マスター!麻痺狀態になっています!殘りHP132800です!)
「(麻痺か。全かないが、魔法なら撃てる!ラナ頼む!)」
(畏まりました!雷と炎を1つに。新創 雷炎ナルカグヅチ!)
稲妻を轟かせながら、雷と炎の槍が鬼王のを狙ったが、左腕を抉る程度に留まった。
「ぐおォッ!?中々やるナ。」
「(よくやったラナ!良い時間稼ぎだ!)」
その間に、麻痺狀態が解除された俺は鬼王の死角にベルクの最上級の剣を生み出した。
「(捨ての猛攻で、惹き付けている間に後ろから倒す作戦で頼むぞ、ベルク!)」
(任された!)
俺は俊敏なきで、鬼王の近くまで詰め寄ると、覇剣魔技の二刀流38連技
「カテドラル ディザスター」
を発した。
「ほォ、素晴らしい剣技ダ。しかシ、この程度でハ、負けヌ!」
完全に鬼王の意識をこちらに向けた所で、ベルクの準備が整った。
(っしゃぁあ!いくぜ!!
滅鬼積鬼(めっきしゃき)!!)
ベルクの生み出した刀は、鬼を滅ぼすための神刀で、鬼王の死角からしっかりとを貫いた。
「ッ?!しまっタ!  ぐぼァァッ!」
「よし!どうだ?」
確実に鬼王の心臓を貫いた一撃だった。しかし鬼王はそこに立っていた。
「フッフッフッ、ファーハッハッハッハッ!殘念だったな。悪いが、こっからは本気でいかせてもらうぞ!」
「何だと?!くそっ!神眼発!」
そこには、とんでもないステータスが書かれていた。
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名前 鬼王 オーガ キングダム ハーツ  LV.180
HP 743200/800000  SP 280000/300000
種族  鬼王
攻撃力  100000→100000000
防力  150000→100000000
俊敏  80000→1000000
魔法耐  35000→350000
攻撃耐  90000→900000
使用可能魔法  雷ーイカズチ
                          炎ープロミネンス
                          風ーエウロス
スキル 
  エンシェントスキル 
                 鬼ーオーガジェネラル  LV.5                                  
                  
  固有スキル             
                  鬼王の威圧   LV.3
                  鬼神の加護   LV.4                             
  
  アルティメットスキル 
                   帝王魔法 LV.2
                   天魔魔法 LV.2
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「(はっ!マジかよ。どうすりゃいいn、)」「遅い,,,」「ウッ!!!」
鬼王は一瞬にして、俺の前に現れ、蹴り飛ばした。
「ミシッ、バキッ、ゴギリッ!。」蹴られた衝撃で、の骨が砕され、俺は、蹴鞠の様に弾んで森林を破壊しながら吹っ飛ばされた。
「ガハッ!オホッオホッ、グボッガハァッッ!」
「更に脆い,,,一撃で終わりか?よくここまでやった。譽めてやろう。しかし、やはりこの程度とはつまらないな。」
圧倒的強さの前に、元最強、最古の神は笑っていた。
「(強い!神の時には味わえなかった。このは、この覚は、、おもしれぇ!!)」
その瞬間、俺は初めて本気になった。
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