(俺は死んだのか？それともまだ生きてるのか？)

(お前が新しい契約者か)

(お前は誰だ)

(昔リアンに選ばれた者だよ。今のお前には俺としか話せないけどな)

(他にもいるのか？)

(お前が力を今より使えてそれに強くなったら他の奴にも話せるよ)

(そうか分かった)

(今回は帰るよ。また今度な。次はもっと詳しく俺らの事を話してやるよ)

(おい！待てよ！)

俺は目が覚めた。

「また夢の中で話しかけて來たのか」

俺はまた夢の中で話しかけられた事を不満に思いながらベットから降りようとしたら違和に気づいた。何故か鎖に繋がれていた。

「何で繋がれているんだ？俺は確かフレイと戦って、魔力が切れて倒れたはずだよな？」

何故繋がられているのかを考えているとベットの中にもう１人いる事に気づいた。そして誰がベットの中にいるのが誰か分かった。

「お兄様起きたのですね」

「フレイお前何でベットの中にいるんだ？」

「簡単ですよ。お兄様と寢たかっらです」

「まぁ良いや。もう一つ質問だ」

「何ですか？」

「何で俺は鎖に繋がられているんだ？」

「お兄様に逃げられ無いようにですよ」

「何か話したい事が有るのか？」

「どうしてそう思うんですか？」

「簡単だよ。俺を拘束してまで逃がさないようにするには何らかの理由があるはず。と考えたからだ」

「ほとんど正解ですね。お兄様拘束したには理由が二つ有ります。一つはお兄様を私達の仲間になってしいからです」

「仲間？何の？」

「それは後で話します。もう一つはお兄様には今から一つの映像を脳に送ります。それを見てる時に暴れて怪我をされないようにです」

「危ないなのか？」

「危ないです。でもお兄様には絶対見てもらいのです。理由は見れば分かると思います」

「そうかなら早く見してくれ」

「分かりました。始めますね。

想いよ考えよ相手に伝われ　無屬魔法 テレパス」

フレイが魔法を使った瞬間俺の頭が急に痛みが襲った。

「これが無屬魔法のテレパスの力か」

「いえここからが本番です。お兄様頑張ってください」

俺はこの時フレイの言葉が分からなかった。俺は何を頑張れば良いのか分からなかった。でもその答えはすぐに分かった。

俺は後悔をした。フレイにちゃんと聞くべきだったと。今から見る容を。聞いた上で判斷し、覚悟を持って挑まないと行けない事を分かっていなかった。