《全ての才能を一瞬で得た者》地獄だな

俺は今リリア、クリスタ、シリアの三人囲まれている。はっきり言って三人の顔がめっちゃ怖い。もしこれが顔の怖い赤の他人なら今すぐ魔法を使って逃げるのだが、この三人は親、學校の奴等、町の奴等から助けてくれた。もし三人がいなかったら絶してこの世にはいないだろう。だからこそ謝しているこの三人は手荒のマネはしたく無い。だから困っている。

「あのさ~三人とも俺に何か用?」

俺は何も出來ないから、聞いてみる事にした。だって沈黙が長いから!沈黙が長すぎて最怖いから。

「用ね。ロード自信は心當たりは有る?」

リリアそう聞き返して來た。

「無い」

俺は心當たりが無いから即答で返した。

「即答ですか。ロードしは考えて下さいよ!」

クリスタがし怒り気味に言ってきた。だって心當たりが無いし。

「しょうがないよクリスタ。だって今私達が話してる相手ロードだよ」

おいシリアそれは失禮だぞ。そう俺は思ったが俺はあえて言わなかった。とんでも無いカウンターが飛んでくるか分かったじゃ無いからな。

「ねぇ二人ともロードにちゃんと何故こうなったかの原因話して、ロードの言い訳を聞きましょう」

「そうですね。ロード君は原因は分からないと思うので」

「私的にはそっちの方が早くて助かる」

「やっと話してくれるのか。なら早く話してくれ」

「そぅなら話すね。私達がロードに聞きたいのは3日何処にいたの?」

「それは…」

何て言えば良いんだ?てかそもそも何処まで話して良いのか?

「ロード答えられ無いの?」

「うん。その質問に答える事は出來ない」

「何で?何で答えてくれないの?」

「それは言えない」

ヤバい!マジでヤバい!何を言ってもアウトだ!何を言うのが正解なのか分からない。

「ねぇロード何で教えてくれないの?」

「それは」

何て言う。「お前らには関係無い」これはダメだ。更に怒らせて、更に聞かれるだけだ。

本末転倒になるだけだ。だが他に俺は言える事が無い。

「「それは」の続きは?」

「それはお前らに

「大丈夫ですか?お兄様」

俺は覚悟を決めて言おうとした時、天井をぶち抜いてフレイが現れた。

「大丈夫ですかお兄様?あのこの人達は?」

「貴方は誰?」

「別にあなた方に話す義理は無いです」

「そう。どうやらロードの事知ってるみたいだけど、何でロードをお兄様って呼んでるの?ロードに妹はもう居ないのに」

「さっきも言いましたけど、あなた方に話す必要が無いのですが」

フレイとリリアが言い合いしているが、昔からこの二人は仲が悪かったのだ。遊んでいるもちょっとした事で喧嘩をしていた。それにしても互いに言い合いしてる相手には、気づいてはいないみたいだけど、直的にコイツはダメだと思ったみたいだ。

(はぁ~いてまで続くのか、この地獄は)

俺は心のなかでそう思った。

だが今の狀況よりヤバいのが、すぐそこまで來ている事にロード達は気づいてはいなかった。

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