《神に拾われた俺は神の為に頑張ろうと思う》第17話 新たな出會い
その後も俺達は宴を楽しんでいた
酔い潰れている奴もいればまだ元気にはしゃいでいる奴もいる
「それにしても本當にたのしい、こうやって人間も魔族も仲良くワイワイしてるのに魔王ときたら何考えてんだよ…」
俺は魔王の事を考えていると酔っ払いが絡んできた
「シロ!お前もこっち來て楽しめよ!」
そう言われて魔王について考えるのをやめ今を楽しもうと思った
「今行く!」
そしてひとしきりはしゃいだあと疲れて眠った
「うぅ、頭痛てぇ」
俺は初めて酒を飲んだ、これが二日酔いなのかも知れない…異世界だしいいよね?
「キュピ!」
ヒスイがったと思ったら頭痛が消えのだるさが消えていた
マジかよヒスイ狀態異常的なじの方も治せちゃう訳?凄いなまじヒスイ有能すぎひん?
「村長達はまだ寢てるな黙って出ていく訳にはいかないし、のだるさも無いからちょっと運しますか」
そうしてヒスイを頭に乗せて村の周りを散歩していた
「そう言えば村長が魔の練習しろって言ってたけど練習方法わかんないんだけど」
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その時俺は元の世界のゲームやらアニメやらでやっていた魔法の練習を思い出した
「そうだ適當にイメージしてやってみるか」
最初は闇の魔使えるようにして闇が使えるようになってから雷の魔に手を出すか流石に2つ同時はしんどいだろ
右手を出して闇なじをイメージしてみたすると手のひらの上に黒いモヤモヤが出てきた
「おぉ、すげぇでてきたよ」
俺はその黒いモヤモヤを目の前の木に投げてみた
すると當たった所がしえぐれて焦げいた
「えっ、闇って焦げるの???」
次は定番の剣を作ってみようと思って剣をイメージしたすると形は歪だかちゃんと剣が現れた
「かっけぇぇ、魔最高…まてよ」
俺はダークスピアみたいにやってスピアを剣にして飛ばしてみたらいいんじゃね?と思い剣をイメージしながら自分の周りに浮くようにイメージした、するとイメージ通りに剣が現れた
「やれば出來るもんだな、これいっぱいだして必殺技みたいにできるのでは?」
俺は追加で3本ほど出してみたするとちゃんと出てきたので目の前の焦げた木に向かって飛ばしてみた
すると焦げていた木に全部當たり木が折れて行った
「スゲェェェェ!カッケェェェ!」
まるでアニメみたいに出來たことに興しているとアイリスが話しかけてきた
「おはようシロ、朝から元気だな」
「おはようございますアイリスさん、今日村を出る予定だったのですが皆より早く起きてしまって黙って出いて行く訳には行かないので散歩がてらに魔の練習をしていただけですよ」
「そうかそうか、そりゃあいい事だ、後村長とかみんな起きてるけど戻るか?」
「はい!」
俺達は村長の家に向かった
村長の家に付いたらみんな起きていて昨日の片付けをしていた
「俺も手伝いますよ!」
みんなと協力したおかげでスムーズに片付けができた
片付けが終わって一段落付いた後、村長に言った
「そろそろ俺行きますね」
「そうか、もう行ってしまうんだね…」
「はい」
「君とは短い時間だったけど凄く楽しかったよ、村を救ってくれたり、魔族の見方も変えてくれた本當に謝しているよ、皆ね」
周りにいた人たちが一斉に頷いた、やだなにこれ恥ずかしい
「いえいえ!こちらこそありがとうございました!村長さんや皆さんが優しくしてくれたおかげです」
「村の出口まで送るよ」
村の出口まで送ってもらいお別れの時が來た
「シロ!忘れもんだ」
アイリスが木刀と袋を投げてきた
「この袋は?」
「そいつは俺が冒険者やってた時に使ってた道袋だ、けどただの道袋じゃねぇ、そこそこの量がそのちっちゃな袋にるんだ、俺はもう使わねぇからシロお前にやるよ」
俺が知ってる所のアイテムボックスなのだろうか?だとしたらこれから凄い役に立つので非常に嬉しい限りだ
「ありがとうございますアイリスさん!」
「シロ…ありがとう…ヒスイもありがとね…!」
リディが聲を掛けてきてくれた
「ホントに助かったよ!アンタ達!村長の家で隠れている時ヒスイがリディの側に居てくれたんだよ…ありがとうね」
アノートさんがそう言ってくる
「いえいえ!お互い様ですよ!」
最後に村長が聲をかけてくれた
「街を目指すならここから北上しなさい、そしたら見えてくるはずだから、そして何時でも戻っておいで大歓迎さ!」
俺は頷いて言った
「皆!ありがとう!それじゃあ行ってきますね!」
「「いってらっしゃい!」」
ヤバい泣きそう、後ろの方で元気でなーとかアイリスが言ってるのが聞こえるけど振り返ったら泣く自信があるから前だけ向いてる…
それから暫く森をプラプラ歩いていると聲が聞こえてきた
「………は…………で………すね…」
よく聞こえなかった為もうし近付いてみた
「兄貴!こいつは上玉ですね!ボスの所まで持ってきましょうや!」
気になって覗いて見たらと魔族?がいた俺以外の魔族を見るのが初めてだった、俺の魔化の中途半端な所みたいなじだった
流石に同じ魔族でも許せなかった、考えるより先にがいていた
「なんだお前、見ない顔だな、魔族か?にしても人間みたいな奴だな邪魔だからあっちに行けよ」
「そのはどうした?」
「この辺りをウロウロしてたからな襲って捕まえたのさこのまま奴隷にしてやろうと思ってなシッシッシッ」
笑いながら返事をしたので腹が立ち戦闘態勢をとった
せっかくなので魔で退治してやりたかったので朝やった剣を沢山出す奴をやってみた
「お前魔使えるのか?!魔は高位の魔族しか使えないはず!」
このセリフどっかで聞いた事あるぞ……魔化だ!
俺は腕を魔化して威嚇した
 「このまま立ち去るなら見逃してもいいが、やるか?」
俺は威圧しながらそう言うと
「兄貴!ここは逃げるのが賢明ですぜ!一旦引きましょう!」
「そうだな、帰ってボスに報告するぞ」
そう言うと魔族達は逃げていった
「お嬢さん大丈夫か?それじゃあな」
俺達も立ち去ろうとした時聲をかけられた
「待って!」
「ん?どうした?」
「あの…助けてくれてありがとう…」
「おう、気をつけろよ!」
「同じ魔族なのにどうして?」
「俺も人間に良くしてもらったからな人間は好きなんだ」
「無理な事言うかも知れないけど、私も連れて行って!」
ええ!どうしてそうなった…
「ヒスイ、どうする?」
「キュピ………キュピ!」
「ヒスイは良いのか…別に俺も構わないが理由を聞かせてくれないか?」
「人間を助けた魔族なんて聞いたことないの、それに凄く人間みたいな魔族だし、帰るとこ無いし…」
「そっか…じゃあ、一緒に來るか?」
するとの顔がパァっと明るくなりニコニコしていた…別に可いとか思ってないから!
「ずっとは無理でもせめて恩返しはさせてね!」
「おう、あと君の名前はなんて言うんだい?」
「私は"シトネル"って言うのあなたは?」
「頭に乗ってるのがヒスイで俺がシロだよろしくな」
「はい!よろしくお願いしますわ!」
くすくす笑いながら返事をしたシトネル
俺達は街に向かって歩いていった
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