《普通を極めた私がに転生ってそれなんて生き地獄!?》02 己の非普通さに打ちひしがれ咽び泣く
どうも0歳です。いや、勿論私の名前は0歳じゃないですけど、名前がわからないんですから名乗るもくそったれもありませんやん?ねぇ、そう思いませんか?
誰に喋ってるんだこいつって?は、ぶっとばしますよ?
赤ちゃんって普通に何もする事がないから普通に暇つぶしで太さんに喋ってるの。いいよね普通。うふ。
じゃあ太さん、お話続けるね。多分ですけど、私は生まれてから3ヶ月くらいなのかなぁって思ってます。まず第一に、目がはっきりと見えてるんですよね。あと、寢返りは普通に無理ですけど、首をかすくらいならできちゃうんです、普通に。だから私のいるベッドの真橫に置いてある姿見の鏡をぽけーっといつも見ているんですが、ムカつくくらい可いんですよね自分。なんかほんとかわいいの、おかしくない?
くりっくりのお目目でね、は海を想像させるき通るような蒼翠。ながーい睫にふわふわと風に靡いて煌めく金の髪の。ちっちゃいお口がなんとまぁ可らしいの。試しに笑ってみたらね、可いの、異常に。
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そう、普通じゃないの。泣きそう。というか泣いちゃった、てへ。哀しいよ、普通じゃないもん。おんぎゃあって泣いちゃう。
自分の姿を見るたびに悲しくなっちゃって、つい泣き出しちゃうんだけど、そこは制が効かないから仕方ないの。だって私赤ちゃんだもん。おんぎゃあって泣いちゃう。
ごめんね、お世話さんみたいな人とママみたいな人。でもね、わたし悪くない。悪いのはわたしのお願いを聞いてくれなかったあの駄神様。おんぎゃあって泣いちゃう。
『こいつ本當うるせぇな………』※特例として隠で監視中。
普通って言ったよね!普通がいいの!普通が好きなの!普通をしているのー!フゥーっ!フゥーっ!
「──っ!?〜〜♪ー〜ー、──♪」
「今日は泣いたり怒ったりで大変ねぇ」
今日はママさんみたいな人があやしてくれてます。
”みたいな人”って言ってるのは私が転生したからこの人達は親じゃないとかそんな捻くれた普通じゃない人が言うような意味じゃないの。単純に私がまだ言葉がわからないから見た目で判斷するしかないの。
現狀、私が見た事ある人はそのお世話さんとママさんとパパさん。あと、お兄ちゃんなのかな?たまーに3歳くらいの男の子がやってきます。
は違うけれど私にそっくりな瞳をキラキラと輝かせて、そろーりそろーりと私の事をでてくるのが非常に可らしいですよ、普通に子供らしくて。まぁ、その子の容姿も大概普通じゃないですけどね。おんぎゃあって泣いちゃう。
もう容姿に関してはこの世界ではみんなこのくらい普通なんだと思い込むの。──赤子の頃からり込み大事。
鏡を見る限り私と同じ金髪の可いの人が多分ママさんなんだろうなぁ、10中10で普通じゃないし。
あいや間違えたね、マジ普通だし。私のママが普通じゃなかったら何が普通なの?刺すよ?おしゃぶり目に突き刺すよ?
ゲフン、えー ママさんは基本的に私と同じ部屋にいます。いつも私に話しかけたり、何か編みしたり……それで、私がお腹すいて泣いちゃうとミルクをくれます。私は普通に赤ちゃんなんで普通に吸いますよ?恥心?はっーこれだから素人は。恥じらいをもつ赤子なんて赤子じゃないですよ?あっはは!!せいぜい悔しがるんだな駄神め!!ざまあみろよ!!!
『僕に親でも殺されたんかこいつは』※監視中
それともう1人、メイド服を著たお世話さんが一人。見たじはママさんとすごく仲が良さそうです、長い付き合いなのかなぁ?それと、この人も私にミルクをくれる事があるので、これが噂でいう母さんなのかなぁって思ってます。多分、お世話さんにも赤ちゃんがいるんだろうなぁ。
後ね、二人ともすっごく若いのです。多分20歳とか19歳とかだよねこの人達。普通じゃないよ!やだもう!やだー!
ふわぁ〜……長話をしてたら疲れてきちゃった。やっぱりは赤子だからすぐ眠くなるんです。普通に赤子ですから、おやすみなさい。
ーーーーー
「ふんふーん ♪ 今日はリリィちゃんの靴下編んじゃおーっと♪」
リリィは現在3ヶ月の私の娘。上の子は今年で3歳になるのだけれど、今年から稚園に通っているので日中は絶好の編みタイムっ!今日はあの子もお休みの日だから、私が頑張らないと!
リリィはし前からよく鏡を見るようになって、でもどうしてか暫くじっと自分の姿を見ては堪えるように靜かに涙を溜め初めて、最終的に耐えきれず大泣きしちゃうのよねぇ。赤ちゃんなんだから我慢なんてするはずないんだけれど、どうしてもそう見えちゃうのが不思議。
あんまり泣くものだから、もう鏡外したほうがいいのかなぁって思ったりもしたのだけれど、一度泣いた後は諦めがついたような、自分の運命を悟ったかのような眼差しで鏡をぽけーっと見てる顔がたまらなく可いからそのままにしちゃおうかな。
この子がどんな長をしていくのか楽しみだなぁ。なんだか大になりそうな予っ♪
【書籍化】【SSSランクダンジョンでナイフ一本手渡され追放された白魔導師】ユグドラシルの呪いにより弱點である魔力不足を克服し世界最強へと至る。
【注意】※完結済みではありますが、こちらは第一部のみの完結となっております。(第二部はスタートしております!) Aランク冒険者パーティー、「グンキノドンワ」に所屬する白魔導師のレイ(16)は、魔力の総量が少なく回復魔法を使うと動けなくなってしまう。 しかし、元奴隷であったレイは、まだ幼い頃に拾ってくれたグンキノドンワのパーティーリーダーのロキに恩を感じ、それに報いる為必死にパーティーのヒーラーをつとめた。 回復魔法を使わずに済むよう、敵の注意を引きパーティーメンバーが攻撃を受けないように立ち回り、様々な資料や學術書を読み、戦闘が早めに終わるよう敵のウィークポイントを調べ、観察眼を養った。 また、それだけではなく、パーティーでの家事をこなし、料理洗濯買い出し、雑用全てをこなしてきた。 朝は皆より早く起き、武具防具の手入れ、朝食の用意。 夜は皆が寢靜まった後も本を読み知識をつけ、戦闘に有用なモノを習得した。 現にレイの努力の甲斐もあり、死傷者が出て當然の冒険者パーティーで、生還率100%を実現していた。 しかし、その努力は彼らの目には映ってはいなかったようで、今僕はヒールの満足に出來ない、役立たずとしてパーティーから追放される事になる。 このSSSランクダンジョン、【ユグドラシルの迷宮】で。 ◆◇◆◇◆◇ ※成り上がり、主人公最強です。 ※ざまあ有ります。タイトルの橫に★があるのがざまあ回です。 ※1話 大體1000~3000文字くらいです。よければ、暇潰しにどうぞ! ☆誤字報告をして下さいました皆様、ありがとうございます、助かりますm(_ _)m 【とっても大切なお願い】 もしよければですが、本編の下の方にある☆☆☆☆☆から評価を入れていただけると嬉しいです。 これにより、ランキングを駆け上がる事が出來、より多くの方に作品を読んでいただく事が出來るので、作者の執筆意欲も更に増大します! 勿論、評価なので皆様の感じたままに、★1でも大丈夫なので、よろしくお願いします! 皆様の応援のお陰で、ハイファンタジーランキング日間、週間、月間1位を頂けました! 本當にありがとうございます! 1000萬PV達成!ありがとうございます! 【書籍化】皆様の応援の力により、書籍化するようです!ありがとうございます!ただいま進行中です!
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