《普通を極めた私がに転生ってそれなんて生き地獄!?》16 そんなもん普通に出せない

「りゅ〜りゅうぅ〜〜〜っ!!ほいやぁっしゃっしゃい〜〜っ!!」

僕のいもーとのリリィはなんというか、いつもたのしそう!よくわかんないけどたのしそうです!

リリィは1歳になってすぐくらいにはもうお話ができるようになりました!僕のおなまえをよんでくれたときはなんか、しんじゃうかとおもいましたっ!

「リリィなにしとんー?」

「おえかきぃーっ ♪ こぇがぁーっのいしゅばんしゅたいんじょーっでぇーっ!こぇがもんしゃんみっしぇうーっ!!」

「の、のうざしょういんとうはれつ?もんぜつみっしつしゃさつ?」

「なんれやねん」

なにをいっているのかはよくわかりませんっ!でもかわいーからっなんでもいいかなっ!うひぃはぐしちゃう!

「おみゅぁあっ!?に、にぃちゃっ!つおぉいっ!?おぐぅっ!?な、ないじょーいってまぅうう………」

すべすべぷよぷよでたまらんのですっ!

ーーーーー

き、今日はルティスも居ないから一人で魔法の練習でもしようと思ったのにアルスお兄ちゃんが私を監視するかのごとく離れてくれない……

仕方なしにお絵かきでもしていたら、謎のサイバイマンアタックで臓をもってかれかけるという始末。お兄ちゃん何がしたいの?

ここはもうガツンと行きましょうか。私だっての子なんですっプライバシーというものがありましてねっそう易々との子の部屋にってもらっては困るんですよっ!ましてや居座るなんて言語道斷、切り捨て免ですっ!

「にぃちゃっ!」

「なにー?」

「ひとりであしょぶっ!にいちゃじゃまっ!」

「」

「にぃちゃ?……に、にいちゃああああっ!?」

そげなアホな………

ママを呼んで連れ出してもらいました。

ーーーーーー

よぉしっ気を取り直して……

「やったるぇーっ!」

この一年半という歳月は私にとって、かなり濃な歳月であったと言えましょう。ええ、かなりです。まず、あれから自宅に帰った私は無理くりジェスチャーをえ時には泣き、時には噛みともうありとあらゆる手段を使ってママ達に本を読み聞かせるようにせがみました。

勿論、己の知能を高めるためにです。

私が語を聴く事がすこぶる好きと勘違いしたママ達の次に行為は容易なんです。よりたくさんの本を仕込んで仕込んで仕込みまくる。なんてったってもう親バカですから、どんどん増えて行く。経済傾くんじゃないのっていうくらい増える。

様で、読み書きは2ヶ月でマスターしましたよ。ふふふ……これもルティスと私が普通を極める為には不可欠な道です。ありとあらゆる本を買ってくれましたから勿論魔法についてもそれなりにわかってます。

魔法陣っていうのがあるみたいですよ?その魔法陣は自分が持っている魔力が大気中に充満する魔素と合すると魔法になるんですって!練習したら陣なしでも頭で想像してあげれば名をトリガーにして発するらしいんですけど、まずは魔法陣ありですかねぇ。

というわけでこの『シスコンでもわかる、魔法門書』を使って練習してみましょう。

シスコン関係ねーだろ。

えーっと………

「こーして、あーしてっくるーってまるかいてちょーんっ!できたぁ〜っ!」

それで、この魔法陣に向かって魔力を流してあげるっと……ん?

──魔力ってどうやってだすん?

あ、やばい。私このままだとシスコン以下だ。

    人が読んでいる<普通を極めた私が美少女に転生ってそれなんて生き地獄!?>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください