《この度、晴れてお姫様になりました。》イタズラ(2)

「ていうか、オリスの彼って誰なの?部屋見せるってことは、屋敷の人?」

「あー。アイシャだよ。」

「なんだって!?アイシャってあの黒髪に紅い目で顔の?あのアイシャか?」

「他に誰がいるんだよ?」

「噓でしょ。マジか…。うらやっ…。」ヤバイ。心の聲がもれる所だった。くぅー。オリス。あんな可い子を彼にするなんて。許すまじ。

「オーバーリアクションすぎだろ。一気に気合いってるし。」

「あったりめぇだろう。ていうかそんな寫真でいいのか?もっときわどいのじゃなくて。」

「いや、さすがにそこまでしなくていいぜ。お前一応だろ。もう時間ないし、行くぞ」

オリスの部屋へいざ參る!

「ここがオリスの部屋だ。」

お、ここが。

「ついでにドアに1枚っとくか。」

ペタ。

「じゃあ、お邪魔しまーす。」

これから、文字通りお邪魔する。んー。意外とキレイにしてるみたいだ。全的に茶を基調にしているらしい。落ち著いている。

ここに寫真がペタペタられているところを想像すると…。くくく。はー  ウケる。

そして2時間後…。完!オリスの部屋のいたる所に俺、俺、俺!

「よし。アイシャ呼びに行こうぜ。」

「誰が呼びに行く?」

「んー。そこは、やっぱりのお前じゃね?」

「えっ、俺?まあいいけど。」

「じゃあよろしくな。俺らはで見てるから。」

というわけで、俺が探しに行くことになった。これが失敗だった…。

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