《この度、晴れてお姫様になりました。》イタズラ(3)
アイシャはこの広い屋敷の中にもかかわらず、すぐに見つかった。
「あら、エレナ様。今日もファビオ様達とお遊びに?」
「うん。それでね、オリスの部屋を探検しようとしたら、すごいものが見つかって。」
「すごいもの、ですか?」
アイシャの目がキラリとる。
「口で言うより見たほうが良いと思うから來て!」
「あっ。はい。」
ふふふ。功。あとは中を見てどんな反応をするか…。
「ほら、ここよ。見てみて。」
「はい。」
ガチャ。
「うっ。これは…。」
「ねっ。すごいでしょ。」
「こんなにたくさんるのにいったい何時間かかるのでしょうか。」
「さあ?ったこと無いから分からない(噓だけど)。結構かかるんじゃない?毎日コツコツってきたとか。」
「それはあり得ません。」
ん?どういうことだ?
「えーと?」
「私、今朝オル君の部屋へ掃除しにりました。」
マジかよ。どうすんだ。
「じゃっじゃあ、今日からり始めたんだ。まったくオリスも間が悪いね。すぐ私達に見つかるなんて。」
「いいえ。それも違うと思います。今日は旦那様がお出掛けになられるということで、朝から大忙しでした。オル君にはとてもそんな時間はありません。よってこの寫真をったのは、オル君ではありません。」
「はは。すごいアイシャ名探偵みたい!
でもじゃあ誰がこんなことしたの?(汗)」
アイシャがじっと俺を見つめる。
「なっ何?」
「もし違ったらごめんなさい。私が思うにこれをったのは、エレナ様ではないかと。」
「なななななんでそう思う?」
「それはもちろん、の勘です。(ドヤッ)」
「はー。」
思わず気の抜けた聲が出る。
「そしてエレナ様がそんなことをなされた理由は…。」
ヤバイ。このままじゃアイシャの中の俺の株が。
「理由は…?」
「エレナ様も私と同じでオル君のことが好きだからです!」
予想外過ぎて聲も出ない。えっ?俺ってオリスのことが好きなのか?って違うだろ。何自分見失ってんだ。
「いくらエレナ様とはいえ、オル君は譲れませんから!これからはライバルとしてお互いに頑張りましょう。それでは仕事があるので失禮します。」
あっ、行っちゃった。マジかよ…。
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