《異世界転生者〜バケモノ級ダンジョンの攻略〜》試し斬り

名前変えました。1週間ほどで、舊名を消すので、覚えてくれると助かります。

「異世界転生者〜バケモノ級ダンジョンの攻略〜」です。中に変更はないので、安心してください。

私は今、転移魔法陣により40層の階段前にいた。

「ここにくるのも久しぶりだよ」

そうして、下に続く階段を降りて行き、41層に著いた。そこに広がるのは廃坑と呼ばれる場所だった。カレンは二刀を腰に構え、刀を亜空間にしまっている。流石に廃坑だと道に迷ってしまうので、魔力を薄くばし、周りを探索しながら歩いている。それでも、魔の居場所はわかるが、道までは分からないので、半徑500メートルまでばしている。すると、何かがカレンの魔力に反応した。

「この形は、狼? だとすれば、ファイアーウルフか。數は、6匹か」

そうして、道に印をつけながら右に左にと歩いていると、ファイアーウルフが、何かを捕食していた。

「これは好都合」

まず先にき出したのはやはり、カレンだ。牽制として、水魔法「バレット」を使い、一を撃ち抜く。殘り5。仲間がやられたことに気づいたファイアーウルフは、口を大きく開け5一斉に、炎魔法「ファイアーボール」を撃ってきた。それをカレンは、オリジナル魔法「リフレクト」を使い、そのまま跳ね返した。それには、ファイアーウルフも驚いたのか、3は反応が遅れ、跳ね返ってきたファイアーボールで燃え盡きた。殘り2。そして、カレンは二刀を腰から取り出して、構えた。そこで、微弱だがカレンから魔力が二刀に流れていた。すると二刀は片方は焔を、もう片方は冷気が吹き出していた。

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「これは、まさか魔剣!? リグさん、流石にやりすぎでしょ」

なんとなく、リグさんに悪態をつき、それでも嬉しそうに二刀に魔力を流し、構えるカレン。それをきっかけに、ファイアーウルフは全力で突っ込んできた。カレンは二刀をクロスさせるように振り、ファイアーウルフはそれに斬られ絶命した。

「やっぱり、斬られたところから、片方は凍ってて、もう片方は燃えてる」

そこで、なにを思ったか、亜空間から刀を取り出し、魔力を流した。すると、バチバチっと雷が刀の周りをうねり出した。

「やっぱりか、ケルベロスの特が魔石についてるんだね。だから、屬持ちの魔を倒した時に作った武は、魔剣になるのか」

魔剣とは、屬を持つ魔の魔石が、屬濃くけ継ぎ、それを砕き溶かし、剣の素材とうまく調合されて、初めて作り上げられる剣のことを指す。そして、その剣に魔力を流して、初めて魔剣だとわかる。なので、魔剣だと知らないで、売ってある魔剣なども存在している。

まぁ、それを知っている者は、ほとんど居ないけどね。

それから、1階層ごとに、15回ほど余裕の戦闘をこなしながら、50層ボスの部屋の前に著いた。

(今回は誰が相手かな?)

そんなことを思いながらボス部屋のドアを開けた。

ゴゴゴッと重そうな音を鳴らしながらドアは開いて行く。

見えたのは、黒い雷を纏った狼、ブラックサンダーウルフだった。

「なにあれ? かっこいいいいいいいい!!!」

カレンは地球にいた頃から、廚二病を持っていたので、ああいったものには弱いのだ。かっこよさ的に。

「でも、倒すけどね」

奴が咆哮を放つのを戦いのゴングとし、始まった。

先手は、奴だ。奴は、黒い雷を、自由にかせるのか、鞭のように放ってきた。それを、同じく雷魔法「サンダーボルト」で相殺する。次にいたのはカレンだ。今回は二刀ではなく、刀を亜空間から取り出した。それを中段に構え、右前に走り、奴に向かっていく。奴は、後ろに飛んで逃げる。

「逃がさないよ!」

それとほぼ同時に、カレンも奴に向かって飛ぶ。すると、奴は足が地に著いた瞬間にカレンに向かって、雷を纏った牙を出して、向かって來る。カレンはそれを、刀でけ止める。奴は、悔しいのか、うめき聲を上げている。

「ブラックサンダーウルフさん、そんなものかい? だったらまだまだだね!」

膠著狀態を終わらせたのは、カレンだ。奴の牙を刀で斬り裂いた。その痛みで奴は、後ろに下がりながら、目眩を起こしているようだ。そこをカレンは見逃さず、氷魔法「フリーズコフィン」で地面と奴の足を凍らせて足を止める。奴は力をれて抜け出そうするが、魔力の高いカレンの魔法をそう簡単には抜け出せずに、そのまま一刀両斷された。

「ふぅ〜、終わった〜」

久しぶりのダンジョン攻略で、疲れたカレンは、そのまま転移魔法陣に乗り、り口まで戻り、まだ、夕暮れだったので、ギルドに向かうことにした。

「あっ! カレンさん! どうしたんですか!?」

「なんで、そんなに慌ててるのかわからないんですが、コネさんに、鑑定をお願いしたいんですよ」

「そうですか。では、また後で」

「また」

そうして、コネさんの方に向かっていった。

「こんにちは」

「おう、鑑定か?」

「はい、お願いします」

そうして、今回倒した魔全てを出した。

「......分かってさ。今回はないと期待したが無理だったか。なぁカレンよ」

「なんですか?」

「提案があるんだが、聞いてくれんか?」

「いいですよ。それで、提案ってなんですか?」

「カレンよ、解作業を覚えて見ないか? てか、覚えてくれ。この量を解して鑑定するのは面倒なんじゃ」

「あ、なんか、すみません。覚えます」

そうして、これから始まるコネさんの解作業を、見て、やって、教わった。すると、教わって2時間。

「どうですか?」

「さすが、カレンじゃな。もう覚えたか。これで、もう教えることは無いな」

「では、これからは解してから、魔石だけ持ってきますね。後は、いらない素材だったら売りにきます。てことで、今回の魔石と、ブラックサンダーウルフ以外の魔石と素材の買取お願いします」

「おう、待っとけ」

そうして、鑑定が終わり、お金をもらい、家に帰った。

「そういえば、今日初めてここで、寢るんだね。っと、その前にご飯食べに行こ」

そして、「貓のまんぷく亭」で、夜ご飯を食べて、家に帰って寢た。そして、起きた。

「はぁ〜、よく寢た〜。おじさん、いい仕事してくれたな。もうお晝だ。今日は、休むも」

そうして、今日の休みが決定した。

だが、特にやることのないカレンは、亜空間にしまっておく、大量の料理を作ることにした。なので、買いに向かおう。

を覚えた。次はあれだな。もう何をさせるかは決まっているので、大丈夫かな。

お店もそのうち手をつけたい。

後、一章完結は、まだまだ先ですね。ダンジョンの階層が、まだ半分殘ってました。あはは〜(忘れてたとは言えない

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