《レベルリセッターの冒険録 〜チートスキルで歩む冒険〜》6話 冒険者登録
トネルにってから約1時間後、俺らはようやく冒険者ギルドに著いた。
今は大午前11時、そのせいか冒険者の出りはない。
冒険者ギルドの建は二階建ての石造の建で、かなりの大きさだ。
そして扉の橫には冒険者ギルドのマークの剣と盾が描かれた看板が掛けられている。
「やっぱり村と違って大きいね。門からギルドまで行くのにもかなり時間がかかっちゃったよ」
クレアがしみじみといったじで呟く。
「そうだね。でもこれからお世話になるダンジョンはギルドから近いらしいから良かったね。まあ、だからギルドがこんなに門から離れた所にあるんだろうけど」
殆どの場合冒険者ギルドは門の近くに建てられている。
これは冒険者ギルドの質上、魔を討伐する為に冒険者はギルドで依頼をけた後、町の外に行くことが殆どなのでギルドと門までの移時間を短させる為だ。
しかしトネルの町は依頼をけた冒険者は町の中になるダンジョンへ向かう事が多い為、門では無くダンジョンに近い所にギルドがあるのだろう。
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「そっか!さすがリーグ、知りだね!」
…いや違うよ、クレアが知らなすぎるだけなんだよ。
クレアは基本的に頭は良いがこういった常識などには疎い事がある。
村にいた頃もそのせいで何回か騒を起こしている。
「まあ、り口付近で喋っているのま邪魔だし取り敢えずるか」
「うん!」
ギルドの中は想像とは違って意外と綺麗だった。
酒場も併設されてはいるがそんなに酔っている人も居なく、どちらかと言うと軽食屋といったじだ。
冒険者が依頼をけたり手続きをしたりする付は合計で10個あり、付嬢の人は皆人だ。
俺らは早速一番近くにある付に向かった。
「すいません、冒険者登録をしに來ました」
付嬢の人は茶の髪のを肩までのばした二十代前半のおっとり系の人さんだ。
「あら〜冒険者登録に來たの。二人かしら?だったらこれに記してね。文字が書けなかったら代筆するから言ってね」
「分かりました」
付嬢の人はそう言うと俺とクレアに用紙を渡して來た。そこには年齢と名前、それと希する役割りを書く欄がある。
役割りとは、冒険者として活する上で自分が主にやる事柄を表したものだ。
剣士や魔法使い、シーフなどだ。これはあくまでも自分の得意分野を周りにアピールする為にあるものであり、自分のスキルによって強制的に決められるものでは無い。
俺は役割りを剣士にする事にした。"剣"のスキルを持ってるので今のところ剣が一番得意だからだ。
「クレアは役割り何にしたんだ?」
「私は魔法使いにしたよ」
やはりクレアは魔法使いにしたようだ。
クレアは見るからに魔法特化型なので妥當な判斷だろう。
「これで良いですか?」
俺とクレアは付嬢の人に用紙を提出した。
「うん、大丈夫だね!じゃあ、冒険者の説明をするよ」
「お願いします」
俺は昔から冒険者になりたかったので大の事は既に知っているが、クレアの為にも聞く事にした。
冒険者ギルドは魔やダンジョン、危険を伴う依頼を各地からけ、それを冒険者に斡旋する事を仕事としている。
冒険者はFからSSSの全部で九つのランクで分かれている。
Fランクは一番下っ端で、冒険者登録をした人は皆このランクからスタートする。
Eランクになると駆け出し卒業といったじとなり、Dランクで一般冒険者、Cランクでベテラン冒険者といったようになっている。
Cランク程でランクが止まる人が殆どで、Bランク以上の人は全の5パーセント程しかいない。
Aランクともなるとかなり名前も知られて行き、Sランク以上は英雄並みの扱いになる。
現在世界にSランクは13人、SSランクは1人しかいなく、SSSランクは不在となっている。
依頼もFからSSSまであり、自分のランクの一つ上のランクの依頼までける事が出來る。
ランクを上げるには依頼を必要回數こなすか、大きな功績を上げる必要があり、Cランクから上になる為には試験も必要となる。
また依頼を失敗した場合、違約金を払う必要がある。その為自分の実力を考えずに無闇に依頼をけると借金まみれになったりする事もある。
 「と言う訳で、まず二人はFランク冒険者から始めてもらう事になるよ。これが冒険者カードだよ」
一通り説明をし終えると、付嬢の人は俺とクレアに銅のカードを渡して來た。
「このカードは分証にもなるから大切に保管してね。無くした場合再発行にはお金がかかるからそのつもりでいてね」
冒険者カードには名前とランクが書かれている。また、冒険者カードのはランクで決められており、Dランクまでは の冒険者カードは銅なのだ。
「ありがとうございます。えーと、お名前は?」
「私は付嬢のミーシャよ。これから宜しくね」
「はい、ミーシャさんこれから宜しくお願いします!」
そして俺とクレアは宿を取る為にギルドを後にした。
ーーーーー
次回かそこまた次回にテンプレをれる予定。
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