《自殺を繰り返した俺は異世界転生をした〜最強の俺は異世界で無雙する〜》第2話「産まれてすぐ俺はチートだと分かった」
うっ......眩しい。でも、ふかふか......
そして、目が慣れてくると俺が絶世のに膝枕されていることがわかる。
おそらく俺の母さんだろう。
綺麗な銀髪に真っ白で綺麗なをして優しそうな目を持ち何より前に見えるのは大きなだった。それはフェリスに負けじ劣らず、という程だろう。
「あら、リューちゃん起きたの? お腹すいた? おっぱいでも飲む?」
おっぱいかー、普通だと赤ん坊の頃は心がついていないのでなんとも思わないだろうが、こちとら16だ。その......相手が親だからといってこんなに人だと変にじてしまう。
「あうぅー」
言葉を発しようとしても喃語になってしまう。
そして、それを「飲みたい」と誤解してしまったらしくを曬す。
もう、なるようになればいい。
◇◆◇
食事(ミルク)を終えた俺は凄ーーく暇だった。何かすることはないだろうか?
目の前には本があるくらいだ。読めるのか?
本を開いてみるとまさかの日本語で書かれていて読めるではないか!
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暇な時は本を読むことにしよう。
これは何の本だ? 『ステータスの基礎』
..........................................。
だいぶ理解した。
自分のステータスを見るなら心の中でステータスと言えばいいだけ。相手に見せるならステータスを口頭で相手に聞こえるように言えば言いそうだ。
では、『ステータス』。
【名前】リューイ・ファグゼル
【種族】鬼族と人族のハーフ【別】男【年齢】0歳
【稱號】子爵家の息子 転生者 神の才能を持つ者
【レベル】Lv1
【スキル】
《限界突破》《長》《才能》《全屬魔法Lv1》《鬼化》《覇気》
【能力】
力 6500/6500
魔力 9740/9740
総合能力 SS+
【加護】
全能神の加護
言われた通り俺はすごいのかもしれない。先程見た本には20代男のステータスは力が約2000、魔力が1500だと書いてあった。それもレベルMAX(100)で。
つまり平均的な男が最大まで強化されたものより俺の最弱の方が強いというわけだ。
じゃあ今は本を読んでこの世界の知識を蓄えるだけでいいか。
そういえば俺、鬼と人のハーフなんだ。なんか面白そう。
それから俺は本を読んだ。ありとあらゆる......という訳では無いが家にある分全て。意外にもこの家に本は多かった。この世界での常識も理解した。
◇◆◇
そして5年の年月が過ぎた。
2年前には妹、ユシュが産まれた。因みにユシュは黒髪で父親、マースル譲りだ。俺は銀髪で母親、イリユ譲りである。
そして、今日は俺が家族にステータスを見せる日。
普通、こんなステータスを見せたら親は引いてしまうだろう。
俺はあれからし長してLv5になった。
ほんのしの長かもしれないがステータスは大きく変わる。
その一部がこちら。
【能力】
力 20470
魔力 18560
総合能力 SSS
4つしか上がってないのにな......。それよりSS+に上があったとは。もっと上があるのかもしれない。
自分の才能が怖いぜ。
と、次の瞬間。トントン、と扉をノックした音が聞こえ相変わらず人な母さんが現れた。
「リューちゃん、お晝にしましょ?」
「あ、母さん。もうそんな時間? わ、本當だ」
「また本を読んでいたの?」
「ううん。この家の本は全部読んじゃったから」
「まあ! 偉いわリューちゃんは。將來は學者にでもなるのかしら?」
「俺は學者じゃなくて冒険者になるつもりだよ」
「ふふ、リューちゃんなら今すぐでも學園の試験に合格して、またちょっとしたら冒険者になっちゃうわよ」
子供を高く見すぎだろう。しかし、俺はそれが出來そうだから困ってしまう。それよりお腹が空いてきた。
「話は後にしてご飯食べよ?」
「そうね、ごめんね長くなっちゃって」
そして晝ご飯を食べる。流石、子爵家だ。家事は當然、父の予定まで把握して、母が忙しい時は妹の面倒を見ている。昔、俺によく本を読んでもらっていた。絵本だけど。
名前はミルシーで母ほどではないが十分人なである。
「本日はリューイ様の5歳の誕生日であります。それゆえ今日は神へのお祈りとともにリューイ様のステータスの確認。また夜にはキュバス伯爵の娘のメリー様の5歳の誕生日のパーティがございます」
「了解した。ミルシーも一緒に食べよう、俺が言うのも変だけどな」
「いえ、遠慮しておきます。私わたくしは後の休憩時間に頂きますので」
「そうか......」
ほぼ毎日こんなやり取りをしている。父さんも懲りないがミルシーさんもだな。
◇◆◇
「ではリューイ、ステータスと言ってごらんなさい。ほら、このようにステータスが出てくるから」
時は來てしまった。なんか起こってくれないかな......。諦めるしかないか、どうせいつかはバレる。
「ステー......」
ドカーン! ステータスを唱えようとした瞬間、赤い竜が襲ってきた。屋敷の上を飛んでこちらを見ている。
「な、飛龍か。イリユ、ミルシー、リューイとユシュを擔いでここから一旦去れ。大丈夫だ。こんな飛龍俺にかかれば倒す事は造作もない」
「え、ええ。分かったわ。......絶対死んではいけませんよ」
父さんで倒せるということは俺にでも倒せるのだろう。先程、一瞬父さんのステータスが見えたが俺より低かった。それでも十分高いほうだとは思う。
ま、俺が一瞬で倒すのもなんだし父さんの戦いが見たいのだがどうすれば......。
と、次の瞬間、飛龍が「きゅィィイイ!!」と大きく吠える。
あーもーうっせーな。ちょっと黙ってろ!
と睨んだ途端飛龍は怯えながら帰って行った。
「え?」
俺は拍子抜けな聲を上げる。もしかして俺のスキルかなんか発した? でも、おそらくスキルを知できるスキルを持っていなければ誰がしたかは分からないだろうし一生迷宮りの事件にすれば......
「リューちゃんがスキルを発したわ!?」
そんな都合よくスキルを知できるスキルを持っておくなよ!
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