《ファルダーミール -明日の世界-》第29話 続きβ

3階の音楽室にカヤトたち向かった。

コツコツと暗い廊下に3人の足音が響く。

「ところでカヤトさんどこに向かっているんですか?」

「うん?あぁ、音楽室に向かっている」

「音楽室ですか」

「あぁ」

「なあ、カヤト。音楽室にいると思うか?」

「何がだよ、西城」

「いや、妖怪?幽霊?」

「きゃ!幽霊怖いです」

咲が幽霊を怖がる。

サキ自がトイレの花子さんという妖怪なのになにを怖がっているのか?不思議なものである。

「おまえも妖怪だろうが」

「えっ?あ、はい、そうでした。てへへ」

らしくサキは微笑む。

「そんなことより、著いたぞ」

暗いことも相まってか音楽室のり口がとても異質に見える。

まるで人がってくるのを拒絶しているかのように。

「t4seq5meptb5tnhtej」

  「うん?いま、何か聞こえたような?」

「そうか?何も聞こえなかったぞカヤト」

「……」

本當にそうだろうか?

俺はこのときもっと深く考えておけばよかったと、のちに後悔することになる。

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