《異世界チートで友達づくり(仮)》バケモノ③

俺は近寄ってくる白い點とは真逆の木の影に隠れていた。

すると向かい側の茂みからまさに多種多様なさまざまな裝備や武につけた30~40代の男の人がぞろぞろと出てきた。

その人たちは俺のつくった巨大なクレーターを見て立ちすくしていた。

そりゃそうだ。だってやった本人でさえ呆然ものだもの。

なにやら話してるようだけど全くわからん。そりゃ40m先の人の聲なんて分かるわけねぇよな…見えてるだけでもすげぇのに…。

『スキル読とくしんじゅつ>を習得しました』

「なッッ!!!!!??………」

慌てて聲を遮る。予想外の事に思わず聲がれてしまった。

男の人達はこちらに警戒しながら近ずいてきていた。

しまったーーーー!!!!バレたーーーー!!!!!!!!

どーするどーするどーする!!出るか!?逃げるか!?………よし!!決めた!!!

ーーーーーーーー逃げる!!!!

俺は後ろを向き走り出した。走る。スキルもなにも使わずにただただ走る。

が、敏捷1萬越えの俺の走りだ。スキルなど使わずとも突風を引き起こすまでにもなっていた。

そこまで本気で走ってないでこれなら本気で走ったらどうなるんだろ…。

自分が怖ぇ〜よ〜。

そんな事を思いながら走る。レーダーもいつの間にか消えていた。

30秒ほど走って近くの木の元に座り込む。自分の両手のひらを見ながらふと聲をもらす。

「俺って今どんだけ強いんだろ…」

ふと思ったのだ。

ステータスがとんでもないほど上昇したため自分の力がとんでもない事になっているのは重々承知だ。

だが俺はまだ全力を出していないのだ。

自分の最大限を確かめておかないと自分より強い敵と出會しても『自分の方が強いであろう』と勘違いをしてバッドエンドというのがありえる。

それを避けるためにも自分の全力を知っておきたいと思ったのだ。

「よし……やるか」

最初に近くに村などの集落がないかを確認するため思いっきり反をつけてジャンプした。

俺の立っていた位置にクレーターができた。だいたい60mほど跳んだ。上空にいる間にを使って調べたところ、でみた村があるだけだった。

そこだけ気をつければ大丈夫か。

落下中にそう思った。ついでに防力も確認しておこうと思いを丸める。

ーーーーーーーーズドォォォォォン!!!!!!!!

衝撃音と共に大きな地響きもした。

   著地した場所がし陥沒している。痛みは木製バットで毆られたくらいの痛みだ。結構痛てぇ…。

まぁ60mっていったら20階建てビルからとびおりたって事だよな…それが木製バット一発分の痛みならそうとうなものか…。

気を取り直して村の方向とは逆の方を向いて近くの木の前に立った。

深呼吸をして木に向かって思いっきり正拳突きをする。

ーーーーーーーードゴォォォォォォン!!!!!!!!!!!!

という音を立てて正面に大きな衝撃波が発生した。

   木は消し飛び地面がえぐれ1キロほど先までみるからに無慘な姿と化していた。

結構引いた…。

いちいちリアクションを取るのが面倒になってきた…。

最後は敏捷だな。とりあえず村の周りの1キロ地點を1周して帰ってくるか…。

本気で走るためクラウチングスタートの制からスタートする。

踏み込みと共に左足の足場の地面が陥沒したが気にせず走り出す。

相変わらず走ったら突風が吹き荒れる。

速さでいうとたぶんスポーツカーよりも速くなってると思う。

順調に走っていた……がしかし運-500の俺は事を円に進めてくれるわけがなかった…。

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