《異世界チートで友達づくり(仮)》決意②
とりあえず簡単な刺を作ることにした。
この世界の料理はあっちの世界と比べると難しくなっている。
それぞれの素材の利點・欠點がしっかりとしていて組み合わせがひとつ違えば猛毒にもなり、はたまた絶品の料理にも変化する。
「結構難しいな…」
があるからといってもさすがに創作料理には結構な集中力を使う。
今は冷蔵庫のようなものにっていた小さい魚を捌いていた。魚といっても牙が普通に生えているモンスターだ。
このモンスターの中がどうなっているかはを習得した時に知識として頭の中にってきた。
捌き終えたところでベルが寢室から出てきた。裝備を外して家著に戻っていた。
「おぉ、ベル。今日は俺がごちそうする番だぜ」
明るく呼びかけた。しんみりした様子でいるとさらに思い出させてしまうからな。
ベルが目を見開いて俺のもとにトコトコゆっくり近寄ってきた。
ーーーーポフッ
ベルが何も言わずに料理中の俺の背中に優しく抱きついて頭をうめてきた。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤヴァイ!!!
友達いない歴=年齢のこの俺にその行為はさすがにキツいです!ベルさん!!
「べ…ベル…?」
なんとか震える聲でベルに呼びかけるが反応がない…!
ホントにヤヴァイって!!理が!理が全部もってかれるぅぅぅう!!!
「アオイは……」
急なベルの聲に俺の思考は一瞬にして全てシャットダウンされた。
「アオイは…どこにも行かないよね…?」
辛いだろうな…。こんな時、どう勵ましてやればいいのか…友達いない歴=年齢の俺には到底理解できるわけがない…。
「俺は…」
でも、それだからこそ正直な気持ちをぶつけるしかなかった。
「俺はずっとお前のそばにいる…絶対に…」
「…………」
何も言わないままのベルに俺は続けた。
「どんなに嬉しい時でも、どんなに辛い時でも…俺はお前のそばにいる。例えお前が周りから命を狙われていても、俺は命をかけてお前を守り抜く…それが俺の決意だ」
「…………」
「だからお前は安心して自分の事と向き合えばいい…いつものように明るく笑顔を振りまいていてくれればいい」
何も言わずにベルが頷くのが背中越しでも分かった。
そして俺はベルに抱きつかれながらも料理を続行した。
料理が完した俺はベルを椅子に座らせて食事を始めた。
しかし、ベルはいっこうに食べようとはしなかった。
「ベル?食べないのか?」
初めて見る料理に驚いているのだろうか…いや、そんな様子ではなかった。
何やらしゅんとしていた。
「ベル?どーした?合でも悪いのか?」
そう言いながらベルの橫に座り込んで顔をのぞき込んだ。
何やら口を開けていた。
「……どーした…?」
「………ん」
料理と俺を互に見ながら口を開けながら聲をもらした。
まさか………。
「あーんを…しろと…?」
ーーーーコク
なんでやぁァァァァァァァァァ!!!
こいつ本當にベルなのか!?いつものベルちゃんこんなこと言わないよ!??
「……ん………ん…」
顎をクイクイしながら指示してくる…。
「いやいや、さすがに無理だろ…」
そう言うと思いっきりしゅんとした顔になってしまった…。
マジかよ………。
結局、理を必死に保ちながらあーんをしてあげました…。
妹と兄、ぷらすあるふぁ
目の前には白と黒のしましま。空の方に頭をあげると赤い背景に“立ち止まっている”人が描かれた機械があります。 あたしは今お兄ちゃんと信號待ちです。 「ねぇ、あーにぃ」 ふと気になることがあってお兄ちゃんに尋ねます。お兄ちゃんは少し面倒臭そうに眠たそうな顔を此方に向け 「ん? どうした妹よ」 と、あたしに話しかけます。 「どうして車がきてないのに、赤信號だと止まらないといけないの?」 先ほどから車が通らないしましまを見ながらあたしは頭を捻ります。 「世間體の為だな」 お兄ちゃんは迷わずそう答えました。 「じゃああーにぃ、誰もみていなかったらわたっていいの?」 あたしはもう一度お兄ちゃんに問いかけます。お兄ちゃんは右手を顎の下にもって行って考えます。 「何故赤信號で止まらないといけないのか、ただ誰かのつくったルールに縛られているだけじゃないか、しっかり考えた上で渡っていいと思えばわたればいい」 ……お兄ちゃんは偶に難しい事を言います。そうしている間に信號が青に変わりました。歩き出そうとするお兄ちゃんを引き止めて尋ねます。 「青信號で止まったりはしないの?」 「しないな」 お兄ちゃんは直ぐに答えてくれました。 「どうして?」 「偉い人が青信號の時は渡っていいって言ってたからな」 「そっかー」 いつの間にか信號は赤に戻っていました。 こんな感じのショートストーリー集。 冬童話2013に出していたものをそのまま流用してます。 2016年3月14日 完結 自身Facebookにも投稿します。が、恐らく向こうは二年遅れとかになります。 ストリエさんでも投稿してみます。
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