《異世界チートで友達づくり(仮)》出発③

俺達は馬車が止まっている村の口までやってくるとそこには村の人達全員が集まっていた。

「え?なにこれ」

そんな言葉を聲に出しながらその集団に近づいて行った。

一人の中年男がこちらに気づき大きな聲で「みんな!きたぞ!」と聲をかけると同時にみんなこちらを見た。

「みんなどうしたの?」

ベルが不安そうに聞くとみんなニコニコしながら道を開けてくれた。

「「「「「「「「行ってらっしゃい!!」」」」」」」」

その聲が村全に響き渡った。

村人の中からケイルとシェラが出てきて俺とベルの手を引き馬車の場所まで案してくれた。

そこには行商人の人とカメルがいた。

「ベル、アオイ君…気をつけて自由に行きなさい。迷った時はいつでも帰ってきなさい。ここにおる皆、歓迎するぞ」

「はい」 「うん!」

そして俺達は馬車に乗り込み『コルベ村』を出発した。

村人達が完全に見えなくなるまで思いっきり手を降って、それは村人達も同様だった。

見えなくなるとベルが後方をまだじっと見つめて一言俺に言ってきた。

「アオイ…また帰ってこようね」

「あぁ…當たり前だ。俺達の故郷なんだからな」

『コルベ村』を出発してから早1日が過ぎようとしていた。その間に大した事件もなく順調に進んでいった。

だが、いい加減こんな順調に事が進むと必ず不幸が一つ出てくるものだ。

俺は旅の費用を集める際にはいろいろなクエストをやったが護衛系クエストは一切けていなかった。

どうしてけなかったというと……。

その時、俺の頭の中にいくつもの赤い點がこちらに向かってきているのがレーダーで確認できた。數でいうと200ほどだ。

「…でたよ」

俺はため息混じりにそう言うと行商人の人を馬車の中に避難させた。避難させ終わったと同時に森の中から男達が出てきた。

「おい!てめぇらぁ!!命がしければ荷全部置いていきやがれぇ!!!」

「おいおい、今時そんな三流映畫のセリフとか有り得ねぇぞぉ?もっといいセリフねぇのか?」

「え…いや、完結に要點だけ言えばこんなじになるから仕方ないだろ!」

「いやいや、なんも分かってないな…それじゃあ出したくても出せねぇじゃん」

「え…出してくれるの?」

「いいセリフあったらな…」

しばらくその盜賊は考え込んでから改めて俺達に言ってきた。

「い…」

ーーーーボゴォォォォオン!!!

発音と共に盜賊達はあっとゆう間に飛ばされた。

「なんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!??」

「いや〜ちゃんと出してやったじゃんか」

「出すって…魔法じゃねぇぇぇぇぇえ!!!」

俺の運が-500なのは変わらないのだ。

トラブルは付きの為俺は護衛系クエストを一切けなかったのだ…。

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