《異世界チートで友達づくり(仮)》ラルズ王國①

「アオイ!見えてきたよ!」

ベルに言われ、俺もベルの隣から馬車の側面からを乗り出した。

「あれが『ラルズ王國』」

『コルベ村』を出発してから約1日と半日。天気は清々しい程の快晴、日はいつの間にか真上にまで昇っていた。

『ラルズ王國』は山の傾斜部分に作られた都市で都市全が高い城壁によってモンスターから守られており、城壁の最も地形が高い位置に『ルイム城』がそびえたっていた。

馬車に揺られながら俺達は馬鹿でかい城門で検問をけて『ラルズ王國』へとった。

城門から王城まで真っ直ぐに1本の道がのびていた。

都市の狀況は國全が活気づいていた。

さすがは商業都市だ。至る所から店への呼び込みの聲が聞こえてきていた。

「すげぇなぁ…」

思わず聲に出して軽く激していた。

それに同調するかのようにベルも「ねぇ〜」と言ってきた。

そして行商人の人が宿屋の前で下ろしてくれた。とっても心優しいお人だ。

行商人の人と別れてから俺はベルに言った。

「ベル、お前一応フード被って耳は隠しておけ。どこにエルフ族がいるかも分からんからな」

「うん、分かった」

そう言ってベルはフードを軽く耳が見えにくくなる程度被った。

宿屋にると機がいくつも並んでありその奧にカウンターがあった。

晝時ということもあり中には冒険者であろう人達が食事を楽しんでいるところだったが俺達がってくるやいなや一斉に視線が俺達に集中した。

き………キツい…!!!

この視線は俺にとってはとんでもなくキツいものだった。

「アオイ?どうしたの?行くよ?」

ベルに引っ張られて俺達はカウンターの方に歩いていった。

「いらっしゃいませ『集い亭』へようこそ、私はメイ・ハースと申します。今日は宿泊ですか?それともお食事かいにしますか?」

とても綺麗な聲で接客をしているのはかわいい貓耳と尾を付けた獣人族のの人だ。歳は俺達とさほど変わらない黒髪黒目のセミロングのだ。髪は三つ編みで肩にかけていた。

「あ、あの…宿泊で…お願いします…」

自分でも聲が小さくなってるのが分かる。

だって仕方ないだろ!ベルは近所の元気なの子イメージだからまだいいけど、こんなのセクシーすぎるだろうがよぉ!!

「宿泊ですね、1泊60zになります。何泊のご予定ですか?」

「あ、一応…2週間くらい、でお願いします…」

ヤバい…コミュ障すぎる…。

友達いた事ない俺に対してこれはハードル高すぎる…!ベルがハードル1つだとしたらメイさんは100mハードル走だな…。

そして俺達はそれぞれ720zを支払い2階にある客室へと向かった。

俺とメイさんの會話を隣でずっと不機嫌そうな表でベルが見ていたのは今はおいておくとしよう…。

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