《異世界チートで友達づくり(仮)》VS フォック③
「大丈夫…私に任せて」
ベルがフォックにどんどんと近づいて行く。
その様子をみたナグナルトがフォックに怒鳴った。
「No.2566!の方から先に殺せ!」
それを聞いたフォックが標的を俺からベルへと変えて襲いかかった。
ヤバい!ベルのスピードでは対抗出來ねぇ!
咄嗟に目をつぶってけの制にったベルの前に立って腰にさしていた«ボーンダガー»を抜いて間一髪のところでフォックの爪を遮った。
「ベル!危ないから下がっていろ!」
「やだよ!フォック君苦しそうだもん!救ってあげないと!」
「お前が死んだらフォックは自分の事を許せると思うか!?」
「!?」
「フォックもお前も俺にとっては大切な友達なんだ!誰一人として欠ける事は許さねぇ!」
俺達のやり取りを見ていたナグナルトはもう腹を抱えて大笑いしていた。
クソッッ!コイツはいちいちイライラさせてきやがる!
「ごめん、アオイ…でも私に考えがあるの」
「考え?その考えに勝算はあるのか?」
そして俺はフォックに左手を向けて衝撃波を起こして遠くへ飛ばした。
の応用だ。周囲の空気をって衝撃波を発生させられる。左手を向けるのは効果を限定させる為だ。実際にれていた方がりやすいのだ。
フォックから距離が離れた時にベルが続けた。
「勝算は分からない…けど、私はフォック君を信じてる!」
どうする…勝算が不明なら無理な危険は犯したくなかった。でも……
「…よし分かった。俺もフォックを信じる」
友達を信じてやれるのが本當の友達だ。
たとえ無謀な賭けで死んでも本だ。未練はない。
「それで?作戦を教えてくれ」
「うん」
そして俺はベルの作戦を聞いた。
俺達が話しているのを見てナグナルトは自分が無視されたと思い込み怒り狂った。
「僕を無視してんじゃねぇよぉぉぉぉお!!殺せ!!No.2566!!!」
そんなび聲と共にフォックが俺達めがけて突進してきた。
やっぱり速い。
急いで俺はベルをを使ってし離れた空間とれ替えた。だ。
様々なものを離れたものと場所をれ替えるの応用技だ。
こっそり練習しといた事が幸をそうした。
ベルを離れた場所に移させて俺はフォックの斬撃を«ボーンダガー»でけた。
「フォック!いい加減目ぇ覚ませ!」
呼びかけるがフォックに力の緩みもちょっとした反応すらなかった。
その様子を見てナグナルトは大きな笑い聲をあげた。
「無駄だよ!こいつの脳には僕の作ったミクロサイズのコンピュータが張り巡らされている!それは僕だけの聲で反応するんだよ!」
やっぱり脳になんかれてやがったか…!
その事を聞いて俺はフォックと競りながらもを発させて挑発するように言った。
「へぇ〜お前の聲ならいいのか…そんじゃあ…ベル!」
「うん!」
俺の聲にベルが返事をする。
それと同時にベルがナグナルトのもとへに走って向かう。
ナグナルトが驚いてしの揺をみせる。
ベルが«リョークナイフ»を構えてナグナルトに迫って行った。
「はァァァァ!!!」
ナイフを刺しにくるベルを見てナグナルトは揺したまま慌てて不格好な防制へとなった。
ベルのナイフがナグナルトに刺さる直前の事だった。不思議なが一筋、ベルを貫いた。
「ベルーーーーーーーー!!!!!!」
俺の呼びかけと同時にベルが脇腹から大量のを吹き出し倒れた。
ナグナルトが大きさ聲で笑っていた。
「だっせぇーな!おい!これは僕の作った特殊線銃だ!」
そう言ったナグナルトの右手には拳銃を持っていた。
「てんめぇぇぇぇええ!!!!」
俺は猛スピードでナグナルトに襲いかかった。
その直後俺の右脇腹に激痛が走ると共にが吹き出した。フォックのとてつもないスピードにのせた斬撃だった。
コイツッッ!さっきより一段と…!俺の全力についてこられないはずだったのに…!
傷口を必死に抑えるがが一切止まらない。
俺は最後にナグナルトの笑い聲を聞いて意識を失った。
時はし遡り數分前ーーー
「さて、このバカはどんな夢を見ているのかな〜?」
「ほんっとアオイってなんでもできちゃうよね…」
「まぁな」
俺はベルと談笑していた。
微だにしなくなったフォックとひとり大笑いを続けるナグナルトを見ながら…。
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