《戦力より戦略。》神様に格があるのかっておもしろい問いだよね
 ー補助呪文の詠唱省略と呪文の多重使用ですね。可能です。それでよろしいですか?ー
「あぁ、それで頼む」
 ー了承しました。ではあなたに【探索スル者エクスプローラー】を授けますー
ヘスティアが言うと、俺のに変化が起こるかなって思ってたけど別に起こらなかった。
え?
これで終わり?
「な、なぁこれでほんとにできてんのか?」
 ー今後も二つ名ダブルに恥じない活躍を期待していますー
聞けよ!
人の話を!
 ーそれと、私に名をくださり、ありがとうございました。できればあなたとはまたお話をしたいものですねー
そう言うと、彼は周りが華やぐような笑顔で笑う。
 ーではまた、會えることを願って……ー
そして出てきたときの同じように虛空に消えた。
いや待って?
俺の疑問にまだ答えてもらってないんだけど?
「リブレさん……。神様にまた話したいとか言われてましたよ!? どれだけ見境がないんですか!」
いや、だからなんで怒られてんの!?
「神様でさえ手玉にとるとはね。流石に恐れったよ」
いや、キラも謎の尊敬を抱かないでくれる?
「おっさん……」
王様まだそれ引きずってたのかよ!
「でも不思議だよ。元々神様は意思だけの存在というのが僕たちの定説だったし。さっきの自我の説明があっても僕らの前に現れるというのは異常だね」
スイッチがったのかハンネが実に分かりやすい見解を示してくれる。
「更に言うなら最初の言葉は文もバラバラで、存在の不明瞭さを示していたのかもしれないね。最後の方はリブレに対して笑いかけてたり、表現が強くなっていたような気もする。リブレという自分を認知してくれた人間に対して好意的な存在になろうとしたんじゃないかな?」
「でも俺は呼び名をつけただけだぞ?」
「神様なんてのはそういう僕らにとっては當たり前にあることが當たり前にはなかったりするんだろうよ。その點、自分と対等なように扱ってくれたリブレの対応が嬉しかったんだろうね」
そんなものかなぁー。
まぁ確かにヘスティアには二つ名をもらったお禮も言えなかったし、彼(?)に聞けば俺がなぜこの世界に來たのか聞けるかも知れないからな。
「そうじゃなぁ。神様があのような嬉しそうな表をなさるとは。世の中わからんもんじゃ」
ようやくおっさんショックから復活してきたらしい王様が驚嘆したように言う。
あ、話は聞いてたんだ。
「折角神様がヘスティアって名前を気にってたんだからみんなもそう呼べばいいのに」
「おそれ多くてそんなこと易々とできませんよ……」
そんなもんかなぁ。
「まぁリブレも二つ名をいただけたことだし今回のことは一件落著といったところかのう?」
王様がまとめにかかる。
あれ?
ちょっと待って?
だーれも俺の能力についてれてこないんだけど。
弱いのがわかってるかられないであげようってことか!?
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