《戦力より戦略。》環境問題って後から判明するの多いよね
俺がキラに持っていかせた手紙に書いていたのは、
・終戦にあたり、ランガルとドルガバで食料の融通をする
・その為に必要な労働力はドルガバから得る
・正式な國を樹立し、街道などを整備し、相互理解に努めること
の3つだ。
正直、前の2つはひきこもってたニートしてた時期に読んだ本を參考にさせてもらった。最後の1つはプリンセの様子を見て、可能なのではないかと判斷したものだ。エルフはレインに聞いた通り、の頃から人間はなんでもない存在だということを教えているらしく、エルフの子供たちは俺たちをかなり分かりやすく避けている。よって、その価値観を正そうとするのはかなり難しい。
しかし、獣人族は違う。彼らは実は他の種族についてかなり正確に勉強している。カイルに聞いたところ、力で勝っているのが明確だと意識させることによって、優越を抱かせるという目的があるらしい。なんにしても優越ってのはヒトを安心させる材料になるからな。
それはともかく、こちらのことをよく知っているということは相手の長所についても把握しているということに他ならない。その長所を出し合えばよりよい生活が出來ると話を持っていきやすくなるのだ。
といったように3つめに関する説明は長々と考えていたのだが、カイルが興味を持ったのは意外にも1,2つめだった。
「食料を融通してもらう。それ自はこちらとしてはかなりありがたいことだ。しかし、その為に労働力の提供とはどういうことだ?恐らく我々はそちらの森や草原にれる許可さえ貰えれば自分たちで食料を得ることが可能となるだろう。それでは駄目なのか?」
「確かに、獣人族の方々の方が狩りの手際もよろしいですし、それではいけないのですか?」
ルーリアも一緒になって聞いてくる。
「駄目だな。何故なら保証がない」
俺は説明を始める。
「確かにカイルさんたちは俺たちよりも簡単に獲を獲ることが出來るだろう。それがエネミーにしろ、普通のにしろな。だけど、エネミーを狩った場合、その場での処理が必要になるんだろ?」
「はい、それは絶対ですよ」
レインに話をふると、しい返答を返してくれる。
「ということはエネミーを狩っても処理の時間も含めるとそれほど効率が良いとは言えない。次にを狩った場合だが、これはもっと単純だ。すぐに數が足りなくなるだろ。リポップがないからな」
獲による植の絶滅。生態系の破壊。前の世界で騒がれていたことだ。俺はこれは最初から管理できていればかなりリスクが減るのではないかと考えた。この世界は、かなりの割合で力で事が決まるということが多いのではないかと思う。ってことは管理も王の命令ならしやすいんじゃないかと考えたわけだ。
「狩りを前提に考えてないってことか?ならどうやって俺たちの食料を準備するつもりなんだよ」
そう、時代の転換點だ。
「牧畜の始まりだ」
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