《戦力より戦略。》やっぱ職場はホワイトがいいよね

「俺たち、こんな人の下で働くのか…」

ほら、もうだめだ。キラ、代わってくれ。

「超すごいな!俺たちそんな人の下で働けるのか!」

あ、そっち?

「今まで名前を聞いたこともなかったのになんでいきなりそんな序列を貰ったんだろうな」

「お前聞いてなかったのか?序列保持者ランカーってことはまず二つ名ダブル持ちで、硝石と似てるやつを見分けるような知識もあり、武力的には戦爭を終わらせたんだぞ?十分だろ」

なんか並べられると自分でも怖くなってくるな。だれだそいつ?

「ということだからこれから知名度上がってくと思うけどよろしくね?」

「『ということだから』じゃねー!」

みんなに知られるって一番俺がやだって言われてたことじゃねーか!そんな簡単に個人らしていいわけ?この世界の個人報の保護はどうなってるんだ!

「これは全世界に?」

「知らされるねぇ」

いや緩い。もっと重いんだけどこれ。

「ってことだからみんな!リブレ君の言うこと聞いてちゃんと仕事するんだよ!」

「はい!!!」

いや綺麗にまとめようとするな!

「じゃあ、リブレ君。あとはよろしく!」

あ!逃げやがった!捕まえられるか!あんなの!

「リブレさん!僕らは何をすればよろしいでしょうか!!」

目をキラキラさせないで。お願いだから。

「え、えっと。じゃあ、ある程度の人は技スタッフで、殘りの人に力仕事のスタッフになってほしいんだけど…」

「よし、聞いたか!は基本技スタッフ!力に自信がないものも同様だ!技スタッフは向かって右に!力仕事をしたい者は向かって左に!どちらでも構わないというものはちょうど真ん中に來るように移してくれ!」

一番前にいた若い男の人が指揮を執り始める。

もう全部やってくれていいんだけど?

「別れました!どうしましょう!」

見る見るうちに人が分かれていき、真ん中に殘ってた人も前の方にいた勇士數人によって振り分けられた。

…なんかモーセが海割ったみたいなじだったな。

「じ、じゃあまずこの職場の方針を伝えます」

「「はい!!」」

勢いが凄い。

要約すると容は3つ。労働の時間はしっかりと守ること。やむを得ず休む時は連絡をれること。無理はしないこと。

基本的にはあまり無理をする必要はない。コツコツとやっていけば基本ちゃんと仕事は進む。むしろ、しの無理でその後に業務が滯ることのほうが心配だ。決して無理はせず、されど手を抜きもせず、それなりにやっていければいいと思っている。まぁ、給料の関係があるから時間の計算はしっかりとするけどね!

「で、いまから各職場を案するわけだけど、各職場にこういうのを置いときます」

みんなに名前の欄と各日にちのった表を示しながら話す。

「ここに自分が働いたのは何時から何時までか書いてください。もちろん言ってくれればちゃんと休みも作ります。時間によって給料決まるから頑張ってください。休みの日はあとで決めておきます」

會社にありそうなシステムを言っていく。

俺は學生だから(行ってないけど)よくは知らないが、これで週休2日、最大8時から18時の勤務で時給制になるはずだ。これでだめだったらまた考えよう。とりあえずは無理強いさせないことが大事。ブラック企業、ダメ!絶対!

「あ、でも各場所に見張りは付けるんで、ズルをしようとしたら減給しますからそのつもりで」

みんな一言もしゃべらず聞いてる。やりにくいなぁ…。

「じゃあ、責任者について移してください!」

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