《名無しの英雄》6話

18歳になる2日前の夜中俺はトイレに行きたくなって部屋を出た

「えっと…トイレは…」

俺は寢ぼけ眼でトイレに向かう

トイレを済ませて廊下を歩いていると、とある部屋かられている

「こんな時間になんだろ…?」

俺は眠かったので素通りしようとしたが…

「……ランは……なってい………」

「…ラン…?」

ランとは馴染なランのことか…?

俺は気になって気配遮斷を使って盜聴した

「はい、首尾は上々です。ですが完にはまだ時間がかかりそうです」

「そうか…あれが完したら戦爭をするのにも楽になるからな」

どうやら騎士団長様の聲みたいだ

もう1人は誰だろう…?

聞いたことがない聲だな…

「城の地下でしか出來ないような実験ですからね」

「あぁ、いい実験がいて良かったよ」

実験…?

実験…?

何のことだ…?

城の地下だと俺が思い浮かべられる限り牢獄しかないはずだ…

行ってみるか…?

気配遮斷を用いれば看守の目を欺くなんてことは簡単だ

なら行ってみるか

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俺は城の牢獄の方へ歩いていった

牢獄へる階段の所に兵がいる

だが、俺は気配遮斷を使って堂々とっていった…

俺の気配遮斷は今現在は城のプロの偵や斥候よりも上手い

それこそ目の前で気配遮斷を使っても隠れられるぐらいには上手かった

牢獄への階段を降りていく

牢獄へ著くと強烈な刺激臭がする

俺は顔を顰めた

怖いぐらい靜まり返った中を進む

奧の方に下へ降りる階段があった

俺は降りていく

階段を降り切ると真っ直ぐな廊下で正面には大きな部屋がありそうだ

廊下を歩いていく

部屋の前に著いた時に見たのは沢山のコードと人がるぐらいのカプセルだった

カプセルの中はもっと近ずかないとわからない

俺は近ずいて行く

そして足を止めた

「これは…なんだ……?」

そこにあったのは人間の原型をどうにか留めている塊だった…

それがカプセルの中に浮いている

カプセルの中のモノはどうやらもう死んでしまっているようにしか思えない

そして俺はカプセルの橫に書かれている文字を見つけた

「RAN」

「ら、ん…?……ラン……?」

その橫に置いてある書類に目を通す

書類には

「保護したアークは育てる方針とする。18歳になった時點で使えるようになっていたら奴隷の首をつけて出荷。買い手は公爵。金額は要相談。スキルは気配遮斷と闇屬魔法が得意。斥候としてなら使える。偵としても良い果を殘すだろう。」

「ランはアークと馴染。回復魔法の使い手。盜賊に襲わせた町の中の1人。これは出荷せずにカプセルの実験とする。実験容は別紙に記載。」

「カプセルの実験について。実験は人間から無理矢理魔法を使わせ、魔力が無くならないようにカプセルで魔力を補給する。戦爭にはとても有効だと思われる。特に回復魔法は実験の要だ。」

「なんだこれ……?」

そして俺はカプセルの中に目を向ける

よくよく見ると確かにのようなフォルムをしているような気がする

そして手首には俺がランの10歳の誕生日にあげた金のブレスレットがあった

「ラン…なのか…?」

俺はこの5年間何をしていたんだ…?

簡単に信用して…このザマだ…

人間は…信用してはいけない…

あぁ、騎士団長を殺さないと頭が可笑しくなりそうだ

めちゃくちゃにしてコロサないと

塊なんて生な優しい…生きていることを後悔させないと

國王もだ仲間なんだろ…?

ならこの王國をツブさないと

だが、今の俺の力じゃあ騎士団長にも勝てない

もっと力を…

そして俺はフラフラしながら牢獄を出ていった

そして俺は次の日には王國にいなかった

「あのクソみたいな王國はツブシテやるよ…」

そして深く被った黒いフード付きのマントの奧で狂気の笑顔が除いていた

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