《名無しの英雄》20話
俺はフラ鉱山に向かう途中スズに質問していた
「スズってエクス・マキナだろ?なら目とかどうなってるんだ?」
「え?……わかんない…」
「ちょっと見せてみろ」
そう言ってスズの目をのぞき込む
「あー……こうなってるのか」
スズの目はエクス・マキナらしく機械のような目をしていた
ただしそこに宿る意思はちゃんとある目だった
「なんで今更そんな事が気になったの主人様?」
「あぁ、エクス・マキナって人種がまず、伽噺なんだよな。で、エクス・マキナって機械って話だから目ってどうなってるのかなって」
「へー、実がないや」
まぁ、そりゃそうだろうな
鏡なんて高級品は貴族か王族しか持ってないだろうしな
「まぁいい。急いでフラ鉱山まで行くぞ」
「はーい」
時間は経ってフラ鉱山にいた
「ミスリルってどこにあるんだろうな?」
「ね?どこなんだろうね」
「かなり奧まで來たんだがな…」
そう、俺らはフラ鉱山までは順調に進んでいたのだがフラ鉱山の中にってミスリルを探すとこれがなかなか無いのだ
「さらに奧に行ってみるか…」
「はーい」
さらに奧に進むこと數時間
「おかしくないか?ここまで無いものなのかミスリルって」
「うーん、流石に無さすぎじゃないのかな?」
「だよなー……」
さらに奧に進むと大きな扉があった
「なんだこれ?ギルドでは聞いてないぞ?」
「この扉、鉄製みたいだよ主人様」
「鉄製か……開けてみるか?」
「危なくないかな?」
「確かにな…でも確認しないとギルドに報告もできないからな」
「確かにね…開けてみる?」
「そうだな…開けようか」
俺らは扉を開ける
開けた先には広々とした広場のような場所が広がっている
「なんだこれ?なにもないぞ」
「……主人様、あそこになにかない?」
目を凝らすと広場の真ん中にっているものがある
俺らは近寄る
「なんだこれ?」
「寶石?」
そう言うと後ろからバタンと音がして扉が閉まっていた
「「!?」」
「扉が…」
「トラップか?」
扉に近寄って押してみるがビクともしない
「ダメだなこりゃ」
「どうする?主人様」
広場の方へ目をやるとそこには今まで無かったものがあった
「ドラゴン……か?」
「でも何か輝いているよ?」
そう、そこには寶石のようなモノで覆われたドラゴンらしきものがあった
「これは……倒したら扉が開くヤツか?」
「それしか考えられないよね…」
「仕方ないか……」
そう言ってドラゴンへ俺らは武を構えて走っていった
俺はドラゴンの後ろに移し鎌を振るが…
キンッ
鎌が弾き返されてしまう
「どうしたものか…」
俺はそう呟きながらドラゴンの踏みつけ攻撃をバックステップで避ける
「主人様!攻撃が通らないよー!」
反対側からスズの聲がする
幸いな事にこのドラゴンのきは鈍く、大した攻撃はこないが…
何分すぎて攻撃が弾き返されてしまう
俺の鎌は欠けたりしていないがスズの武はし欠けてしまっている
「魔法はどうなんだ?」
俺は闇屬魔法を発させる
闇屬魔法は元々攻撃に特化していないので大した攻撃にはならない
ただし、拘束や阻害には向いている
俺はドラゴンを影で縛り付ける
「なぁスズさんよ、どうするよこれ?」
「ええ、主人様どうします?これ」
俺らは頭を悩ませている最中だった…
「こいつ、攻撃魔法を全て跳ね返してきやがるからな…」
「ええ、驚いたね」
そう、コイツは魔法を全て跳ね返してきやがったのだ
闇屬魔法で威力が無かったのが幸いしたが……
「!」
「どうしたの?主人様?」
「し思いついた事があるんだ」
「?」
「ちょっとスズこっちへ」
そう言って手招きする
「なに?主人様?」
スズに鎌を預ける
「これで攻撃してみてくれ」
「主人様の鎌で?」
「あぁ、そうだ。それと部分強化もかけとくか…」
スズは思いっきり振りかぶってドラゴンの首に鎌を振り下ろす
スパンっ
キレイに切れた……
「……」
「……」
やはり俺の攻撃力が問題だったか…
「主人様……なにかゴメンなさい…」
いいんだスズ…めるな……
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