《名無しの英雄》29話
試合は流れていき、スズの試合となった
確かにこれまでの試合を見ていると滅茶苦茶に強いヤツはいなかった
普通に強いヤツはいたが……
あと俺が気になったのが………
「あの白いフードのヤツは出てなかったな……」
アイツからは何な変なじがしたから注意しておこうと思っていたのだが…
「出てないなら気にしても仕方ないか…」
さて、スズがリングに上がるようだ
私はリングに上がっていく
「さぁ!今日の最後の試合です!青コーナー《戦乙》のスズ選手!赤コーナー《力山》のウェルド選手!」
私はリングの中央に移する
「今回もAランクとSランクの対戦だ!」
ウェルドは私の2倍ありそうな長と恵まれた筋を持っていそうだ
まぁ、私は長が小さいから余計に大きく見える
「嬢ちゃん手加減できないが……いいのか?」
「ん……平気」
ウェルドは心配そうに聞いてくるけど大丈夫だろう
「そ、そうか……なら全力で行くぞ」
「ん、來て」
私は決勝戦で主人様と戦うために出場しているから決勝戦まで行かなきゃならないんだ
「さてさて!選手も準備出來たようなので始めますよ?……では、始め!」
試合が始まった瞬間にウェルドは距離を詰めてくる
思ったより素早くない……
私は剣を抜いて振りかぶる
ウェルドも大きな剣を頭上に掲げて迎撃しようとするが…
「うお!」
私の剣をけた瞬間に大きな音がしてウェルドが後ずさる
「嬢ちゃん……凄い力だな?」
「………」
私は人より力がある事を自覚しているから相手にしない……
「ふ、ならこれでどうだろうな?<部分強化>!」
部分強化?
確か主人様の魔法と同じだ…
大方攻撃力を上げたのだろう
「そんなんじゃ主人様の足元にも及ばない……」
そう呟く
「あ?なんか言ったか嬢ちゃん?」
どうやら聞こえなかったみたいだ
主人様の方を見ると苦笑している
どうやら聞こえたみたいだ……
「じゃ、そろそろいこうか」
そう言ってウェルドは真正面から突っ込んでくる
今度はウェルドが上に振りかぶり、私は迎撃の姿勢をとる
「おりゃぁぁ!」
凄い金屬音が鳴り響く
ウェルドと私の剣は拮抗していた
「これでも押し切れないのか……」
ウェルドは関心したように言う
「こんなんじゃダメだよ……?」
私はそう言うと剣を斜めにしてけ流す
そして流れるようにに剣を振るう
「おっと」
ウェルドはけ流された勢いを利用して距離をとる
「流石Sランク…」
「まぁな、でも嬢ちゃんも大概だぜ?」
「じゃあ本気だすよ……?」
「……本気じゃなかったのか?」
「當たり前……」
私は背中にある盾を取り外す
「……その剣を片手か」
當たり前だ、先程は念の為両手を使っていたが盾があるなら必要ない
「じゃ、行く……」
私は駆け出して盾を構え、ウェルドの視界を遮る
「うおっ!」
盾を手放し、左から攻撃をする
「っ!」
ウェルドのに大きな傷を與えたが致命傷となっていない
落ちてくる盾を持ってさらに左足を踏み込み、著する
ウェルドは私を狙って頭上に剣を落とすがそれを盾で守る
そして剣で足を切り裂く
「!?」
足を切り裂かれて力がらないウェルドは制を崩し、膝をつく
そして流れる作でウェルドの首を撥ねた
「しょ、勝者《戦乙》スズ!」
「「「うぉぉぉ!」」」
観客が煩い
私はリングから降りて通路を進む
通路を進んでいると白いフードを被った人とすれ違う
「君、強いね…」
振り返るとそこに白いフードの人はいなかった
「………」
疑問に思いつつも主人様の所に帰ろうと通路を歩いていった
空は雷雲があり黒かった
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