《名無しの英雄》45話

翌日の晝間、俺たちはダンジョンの前にいた

「さて、いよいよるか?」

「うん、ろう」

俺たちはダンジョンにろうと思い、ダンジョンに1歩踏みれた

『ビービー!』

「「!?」」

警報が鳴り響く

「何か仕出かしたやつでもいるのかね?」

「さぁ?」

そんなことを言っていると騎士っぽい人がやって來る

「君たちちょっと來てもらっていいか?」

「「??」」

俺たちは面倒くさい事になりたく無かったので大人しくついていく

詰所の様な場所に

そこの一室にり騎士が質問してくる

「君たちは最近この街へ來たのか?」

「……?そうだが?」

何故そんな事を聞いてくる?

「はぁ……そうか」

騎士は困ったように肩をすくめる

「この國ではダンジョンにるのに専用の証明書が必要なんだ」

「証明書……」

俺は嫌な予がした

「あぁ、証明書がないと君達みたいにブザーが鳴る様になっているんだが……」

だが?

「それは犯罪なんだよな…」

「犯罪!?」

「うーん……どうしたものか…いや、どうしようもないんだけどな」

騎士は疲れた顔で立ち上がり言う

「ちょっと王宮まで來てもらうぞ」

「………」

困った事になったな…

俺たちは手錠をかけられて歩かされていた

王宮につく

「へー……これが王宮か」

王宮は皇帝が住む場所だ

街が大きく、人口も多いので今までの中で1番城は大きく、荘厳な形をしている

「こっちへ來い」

城を眺めていると騎士に手錠を引っ張られて歩かせれる

謁見の間の前につく

扉が開かれ全が見える

謁見の間の床には赤い絨毯がこれでもかと言うぐらい敷き詰められている

そして騎士が整列しそれぞれ槍をもっていた

真正面のし高い所には玉座があり皇帝が座っている

皇帝は白い布の様なモノを被って顔が見えない

俺は皇帝を見ないように下を向きながら歩く

勿論俺のフードは被らせて貰えなかった……

皇帝の前につき膝を折る

スズも同じようにする

「………」

皇帝の言葉を待っていたが一向に言葉を発さない

チラッと皇帝を見ると楽しそうな顔をしているのが雰囲気でわかる

「やっぱり君達はそうか!」

皇帝はスズと俺を見て頷く

「うーん、君達ならやると思ったよ」

皇帝は白い布を外し、顔を見せた

「やぁ、これで會うのは2度目だね。皇帝のキングレオ=エルだ」

城壁の門で會った金髪碧眼の男がそこにいた

「で、なんで君たちは私の國の常識を知らなかったんだ?」

キングレオは聞いてくる

「グランドマスターに行けと言われたまでは良かったのですが……重要な事は話しませんでした…」

そう……グランドマスターはそんな重要な事を話さなかったのだ……

「あぁ、グランドマスターか……懐かしいな」

キングレオは懐かしむ顔で言う

「懐かしい……ですか?」

「あぁ、グランドマスターは私と同じ學校出なのだよ」

「學校ですか…」

ちなみに學校がこの世界にはあるが俺は行っていない

なぜなら親にそんな余裕がなかったのと田舎だった為現実的に無理だったのだ

「そうか今ではグランドマスターだったなアイツは」

そう言えばグランドマスターの名前ってなんだろう?

聞いたことがないな

「失禮ですが……グランドマスターの名前ってなんでしょう?」

「ん?グランドマスターの名前を知らないのか…アイツは昔から重要な事を言わないな……グランドマスターの名前はシトウ=オラドだな」

ふーん……貴族だったのかあの人

「まぁそれはそうと今回はシトウのせいにして無罪だ。帰っていいぞ」

キングレオはそう言って騎士に命令を下す

「この2人の証明書を作ってやれ」

騎士がこちらによってきて証明書を渡してくる

「ありがとうございます」

俺は禮を言ってけ取る

「じゃあまた近いうちに會う予がするが……またな」

「はい、ありがとうございました」

俺はもう1回禮を言って謁見の間から出た

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