《名無しの英雄》52話

扉の奧からレオンが帰ってくる

る前と後では様子は変わらないように思える

「この坊主は意外と適正があったみたいでな……必ず戦力になると思うぞ」

龍帝が保証するなら結構信じてもいい報か?

「ボクは叔父さんを絶対に止めて見せます。なのでどうか協力して下さい」

レオンが頼んでくる

「あぁ、元からそのつもりだ」

「ありがとうございます……ボクが1発毆ってでも止めなきゃいけませんね」

「………」

明らかに扉にる前と言かおかしい

龍帝を睨む

「そう怖い顔をするでない。この小僧には小僧がんだ力が備わっただけだ」

簡単に言うが……そんなこと出來るのか?

「まずこの小僧がんだことは……皇帝を止めるだけの力、それに〈不老の薬〉だな」

「まて……〈不老の薬〉だと?レオンに使ったのか?」

「勿論だ。此奴がんだのだからな」

レオンが不老だと……?

まだレオンは年だ

それこそ見た目は12歳ぐらいの

「レオンに備わった力は教えてくれないのか?」

「どんな力が備わったかは我も知らぬ」

龍帝でも分からないか……

直接レオンに聞くしかないが教えてくれるとは思えない

俺達を信用されても困るしな

「まぁいい……これから何処へ向かう?」

取り敢えずここに何時までもいるのは悪手だ

そのぐらいここにいる全員がよく分かっている

「……龍帝が僕達を飛ばせる範囲はどんくらいなの?」

シトウが龍帝に聞く

「そうだな……ある程度離れていても飛ばせるぐらいしか分からんなぁ」

「じゃあエルフの里へ飛ばしてくれないか?」

エルフだと?

エルフは外界と完全に関わりを持つことなく暮らしている

だから何処にあるかも分かっていない

「エルフか……いいんじゃないかの?」

龍帝が肯定する

「ただし詳しい座標が分からんぞ?」

「それは大丈夫。僕がわかる」

シトウって顔広いよな……

「わかった……じゃあまた遊びに來い…シトウを除いてな!」

龍帝が皮を言った瞬間に俺達は瞬間移した

周りには30メートルほどある木に囲まれている

そして木の周りには家が作られ、いかにもエルフが住んでいそうな空間だ

「ここがエルフの里…」

スズか呟く

「さて、ここの里長に用があるんだ……だから警戒を解いてくれないか?」

シトウは振り返りながら1本の木を見る

「ちっ……何の用だ……シトウ」

木の影から出てきたのは弓を番えた金髪碧眼の髪の長いだった

「お久しぶりだね……ミル」

ミルに警戒を解いてもらい里長の家へと向かう

「今回は何の用だ?」

「今回は里長の力を借りたくてね」

「里長のか?……お前が言うと不吉にしか聞こえないが…」

「ははは!間違いないね!」

シトウは愉快に笑う

「さて、ここが里長の家だ。れ」

ミルが扉を開ける

シトウが最初にり、その後の俺達が続いてった

し廊下を歩くと奧に部屋がある

部屋には大きなベッドがありが橫になってだらーんとしている

「久しぶり……里長チェス」

「…………………ひさしぶり」

やっとそれだけをチェスは呟く

「今回はお願いがあってきたんだ……この子、スズさんに力をつけさせてしいんだ」

「………………それだけ?」

「あぁ、それだけだ」

「………………わかった」

チェスはしだけ頷いた

「じゃあ明日また來るよ」

「ん………」

そう言ってチェスは眠った

「あれがエルフの里長なんですか?」

レオンが言う

「あぁ、そうだよ」

「なんかぐうたらしているじですね」

「否定出來ないな…確かにぐうたらしているし、人の話はまともに聞かないが……それでもあの子には限りない可能と強さがある」

まるで強いようには思えないが……

「あれでも僕と同じかそれ以上に強いよ」

シトウは苦笑いして言う

「悔しいけどね…」

し、ほんのしだけシトウの顔がったような気がした

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