《名無しの英雄》60話
「それでいつ協力者は來るんだ?」
「もうしで來ると思うんだけど…」
シトウがそう言うと目の前の空間が歪む
「なんだ!?」
俺とスズとレオンはすぐ様戦闘態勢にる
「あぁ、大丈夫だよ」
シトウが一切その歪みに興味を向けずに話す
やがて歪みが収まっていく
「…………來たよ」
そこにはエルフの里長、チェスが寢っ転がっていた
チェスの容姿はとても目立つ
緑の髪に緑の眼だ
エルフを知らない人が見たら妖の様に思うんじゃないか?
「それでチェスさんはなんで今回の事に関わってくれるんですか?」
俺は疑問に思った事を言う
「…………シトウにお願いされたから」
シトウが…?
「チェスの〈瞬間移〉で一気に謁見の間まで飛ぶよ」
シトウが計畫について話す
「まず、チェスに飛ばして貰ってキングレオをどうにかして玉座から引きずり下ろす」
言葉だけ聞くと中々悪いことしているみたいだ…
「だけど問題はそこからなんだよ…いきなり皇帝が変わったら民衆がなんて言うか…」
民衆か……
「そんな政権に民衆は従うのか……いや、従うわけが無いだろう?」
シトウはウインクする
「なら次は僕の出番だ」
シトウは人差し指を立てる
「この僕が…民衆の心をどうにかする」
「どうにかするって……どうするんだ?」
民衆はそんなに簡単にはどうにか出來ないだろ?
「そこはスキルでどうにか出來るんだ」
「それって……洗nーー」
シトウから凄い殺気が飛んできて咄嗟に俺は言いかけた言葉を辭める
「ね?どうにか…するんだよ?」
ニッコリとシトウが笑う
「はい、わかりました!」
全力で俺は頷く
「で、恐らくなんだけどこの一連には裏でキングレオをっている人がいると僕は考えてる」
裏でっている?
「なんでそう思う?」
「元々キングレオはあんな格じゃないんだ」
確かに緒不安定ではあったが…
「本來のキングレオなら確実にあんな手は打たない……それは僕が保証する」
シトウの保証か……重いな
「ならその裏でっているヤツに地獄を與えるのが僕の役目だ」
シトウは笑いながら言うがそんな簡単な事じゃないと俺は思うんだけど…
「そう、問題は相手の実力が分からないことなんだ」
「まぁそうでしょうね」
レオンが相槌を打つ
「だからもう1人の協力者が必要なんだよ……もうすぐ來ると思うんだけど」
「悪かったな遅れた」
俺の後ろから聲が聞こえる
「遅かったね」
振り向くとそこには魔法帝がいた
「そういう訳で協力者はチェスと魔法帝だよ!」
「……明らかに戦力オーバーじゃないか?」
シトウだけでも強いのにそれと同等のチェス、魔法帝。更にはシトウよりも強いと思われるアルカナがいるんだぞ?
勿論俺達も參加するが…
明らかな戦力オーバーだろ!?
「ま、まぁちょっとやりすぎちゃったは否めないけど……大丈夫だよ」
「確かに安心はあるが…」
「実行はいつするんだ?」
「明日に実行するよ」
シトウはもうやる気に満ち溢れている
「ならもう今夜は寢るぞ」
魔法帝は寢る準備をし始めた
続いて俺達も寢る準備をして就寢した
ちなみにチェスは最初からグッスリと眠っていた
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